ダイヤモンドのランクとは?グレードの違いとデザイン紹介2025.02.16
ダイヤモンドのランクについて、プロポーズの際に贈る一生ものの婚約指輪や婚約ネックレスを選ぶ際に迷う方も多いのではないでしょうか。
大切なアイテムだからこそ、細部までこだわりたいですよね。
今回は、そんな人生の一大イベントでもあるプロポーズにおいて、とても大切なアイテムであるダイヤモンドのランクについてご紹介させていただきます。
1.ダイヤモンドのランクとは
ダイヤモンドの「ランク」と聞いて、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。大きなダイヤモンド、輝きが強いもの、様々なものを思い浮かべる方がいらっしゃるかと思います。
一般的にダイヤモンドのランクとは、ダイヤモンドの評価を定める4つの項目によって決められています。
その4つの項目というのが「4C」と呼ばれるもので、4Cの内容を知ることで、よりお二人にピッタリなダイヤモンドが見つかるかと思いますので、詳しくご紹介させていただきます。
Carat(カラット)
カラットは、4Cの中でもよく耳にする言葉かと思います。ダイヤモンドの大きさのことだと思われている方が多くいらっしゃいますが、実際にはダイヤモンドの重さを表しており、1ct=0.2gと定められております。
重さが増せばそれに比例しサイズも大きくなり4Cの中でも目に見えて違いが分かる部分になりますので、ご購入される際に最も検討される単位として、浸透しています。
一般的に婚約指輪やネックレスで使用されるダイヤモンドのカラットは、0.2ct〜0.3ctと言われております。
カラット数が大きくなるほど、ダイヤモンドの存在感が出る為、華やかでゴージャスな印象になり、逆にカラット数が小さくなるほど清楚で可憐な印象になります。
カラットをお選びになる際には、ご着用される方の着用頻度やデザインの好みなどでお選びいただくと良いかもしれません。
Cut(カット)
4Cの中でも、カットは唯一人の手が加わる要素となり、職人の技術によってそのランクは異なってまいります。
カットは、Excellent / Very good / Fair / Poorという5段階評価となり、評価が高いカットがExcellentとされております。
Excellentの中でも最も評価の高いものが、3EX H&C(トリプルエクセレントハート&キューピット)と呼ばれるカットです。
トリプルエクセレントとは、カットのランクを決定する数多くある項目の中から対称性と、研磨の状態が共にエクセレント評価であるものをトリプルエクセレントと呼んでおり、また、Excellent評価のカットの中でもカットのバランスが良いものは、8個のハートと矢が見られ、これをハート&キューピット呼んでいます。
ダイヤモンドをお探しの際には、ハート&キューピットの形にも注目してみてくださいね。
Color(カラー)
カラーはダイヤモンドの色味を表しており、無色透明に見えるダイヤモンドでも実際には若干の色味があり、無色透明なほど希少性が高いです。
カラーは、D〜Zで評価を表しており段々と黄色味が強くなります。無色のD〜Fランクではあまりはっきりと色味の違いは分からず、G〜Jのほぼ無色ランクのものになると若干黄色味が出てカラーの違いがわかるような色味になります。
また、何故カラーのランクがDからスタートするのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
その理由は諸説あり、4Cの評価基準が現在のように国際基準になる前は、様々な鑑定機関ごとに異なるカラーランクが存在し、例えば「A・B・C」という基準や、英数字の「I・II・III」などが使用されていたと言われています。
その為、それらとの関連性を避ける為に「D」からスタートした、という説や、ダイヤモンドの頭文字Dを最高ランクにしたという説もございます。
Clarity(クラリティ)
クラリティはダイヤモンドの透明度を表すもので、ダイヤモンドは天然のものの為、は若干の内包物を含んでおります。クラリティはFL〜Iランクまでの11段階で評価が定められておます。
クラリティが同じランクだとしても、同じところに内包物が見られるダイヤモンドは存在しない為、同じランクで比較をしていただいても内包物が見られるダイヤモンドと見られないダイヤモンドがございます。
一般的に婚約指輪やネックレスではVSクラスまでのランクのダイヤモンドを用いることが多くございますが、FLランクに関しては市場でも中々見られない非常に希少性の高いランクとなります。
ダイヤモンドによって内包物の見え方も異なってまいりますので、違いをご覧になってみてくださいね。このように、ダイヤモンドの中でも様々なランクがございます。
贈られるお相手さまがご着用されているところをイメージしていただきますと、大切にしたいポイントが見えてくるかと思いますので、是非お二人にピッタリなダイヤモンドを選んでみてくださいね。
■鶴のダイヤモンドについて
2.ダイヤモンドプロポーズについて
ここまでダイヤモンドの4Cについてご紹介をしてまいりましたが、鶴ではプロポーズの際に指輪やネックレスといった形ではなくダイヤモンド単体でのプロポーズ方法もご提案しております。
“好みのデザインがわからない”
など、プロポーズをお考えいただく際に沢山のお悩みがあるかと思います。
ダイヤモンドプロポーズをお選びいただくことで、プロポーズ後にお二人でデザインをお選びいただき、一緒にサイズもお測りすることが可能となりますので、私たち鶴ではたくさんのお客様に喜ばれています。
また、アトリエにある在庫からお選びいただければ、当日のお持ち帰りが可能ですので、直近でプロポーズをお考えの方もご安心くださいませ。
■鶴のダイヤモンドプロポーズについて
3.婚約指輪のデザイン紹介
実際にお選びいただいたダイヤモンドで婚約指輪やネックレスを制作する場合、どのようなデザインがあるのでしょうか。
ここからは私たち鶴で実際にお作りさせていただいた婚約指輪をご紹介させていただきます。
ソリテールの婚約指輪
■デザイン詳細
別名「ソリティア」とも呼ばれ、ダイヤモンドが1粒留まったシンプルなデザインの婚約指輪です。1粒だからこそ、お選びいただいたダイヤモンドの存在感が際立つデザインです。
イエローゴールドの婚約指輪
■デザイン詳細
鶴では、「プラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド」の4色からお好みでお選びいただけます。
こちらのデザインでは、指輪の両渕にミルグレインと呼ばれる小さな粒を施しお仕立てしており、イエローゴールドとミルグレインの組み合わせによってアンティークさを感じられる素敵な婚約指輪に仕上がりました。
マット加工を施した婚約指輪
■デザイン詳細
婚約指輪といえば、ツヤのある鏡面仕上げを想像される方も多いのではないでしょうか。
このようにマット加工を施すことによって、肌馴染みもよく落ち着いた上品な印象の婚約指輪に仕上がります。人と被らないデザインをお探しの方にとてもおすすめのデザインです。
4.婚約ネックレスのデザイン紹介
婚約指輪に続き、実際にお作りさせていただいた婚約ネックレスのデザインのいくつかご紹介させていただきます。
シンプルな6本爪の婚約ネックレス
■デザイン詳細
こちらのデザインは、ダイヤモンドを6本の爪でお留めしているため、ダイヤモンドの存在感をダイレクトに感じ、光が入りやすく良く輝いてくれるデザインです。
シンプルなデザインのため、飽きもきにくく日常使いもしやすいネックレスです。
丸みが特徴の婚約ネックレス
■デザイン詳細
こちらのネックレスは、ダイヤモンドを地金で覆い「覆輪留め」と呼ばれる留め方をしたネックレスです。
ダイヤモンドが地金で覆われているので、コロンとした丸みのある優しく柔らかい印象のデザインです。
蹄鉄をモチーフにしたデザインの婚約ネックレス
■デザイン詳細
こちらのネックレスは蹄鉄をモチーフにしており、蹄鉄は「幸運を呼ぶラッキーモチーフ」として身につけていると幸せになれると呼ばれております。
U字のように柔らかくカーブしている部分にダイヤモンドが留まっている為、ダイヤモンドの存在感も引き立たせるようなデザインです。
5.まとめ
ここまで、ダイヤモンドのランクについての詳細、鶴でご用意しているダイヤモンドや鶴で実際にお作りしたデザインについてご紹介いたしました。
“ダイヤモンドを選ぶ基準って?”
など、お二人にとって一生に一度のダイヤモンドだからこそ、悩まれる方も多いかと思います。
アトリエではたくさんのダイヤモンドをご用意しており、その中からご選定いただくことができますので、是非お好みのダイヤモンドを見つけてみてくださいね!