二人で選ぶ婚約指輪|一人で選ぶ違いと魅力について2023.10.04
婚約指輪選びでは、ダイヤモンドやリングデザイン、素材、価格など考えることが多いため迷ってしまいがちです。
大切な節目に購入するせっかくの婚約指輪だから、年齢を重ねても愛着を持って身に着けたいものですよね。
プロポーズと言えばサプライズで贈ることが多いと思われがちですが、最近では婚約指輪の選び方も多様化しています。
今回は「ふたりで選ぶ婚約指輪」についてご紹介していきます。素敵な婚約指輪選びの参考にしていただければ幸いです。
1.婚約指輪とは
まずはじめに、婚約指輪とは何か詳しく知っていただこうと思います。
婚約指輪とはいわゆる「エンゲージリング」です。プロポーズをして結婚を約束した証として、パートナーへと贈ることが一般的です。婚約という目に見えない約束ごとを目に見える形で示すためのものといえます。
センターダイヤと呼ばれる、大きなダイヤモンドが中央に留まっているデザインが多いです。結婚前の婚約期間にメインでつけて、結婚後は知人の結婚式やパートナーとのお出かけ、レストランでの食事のときなどにつけるケースが多いです。
2.婚約指輪をひとりで選ぶ際に気を付けたいこと
ひとりで選ぶ際に気をつけたいポイントをいくつかご紹介します。
デザイン
婚約指輪は何歳になっても身に着ける機会のある指輪です。そのため流行に左右されないデザインであること、そして年齢を重ねた手にも似合うボリュームがあることが理想的です。
歳を重ねても身に着けている姿が想像できるデザインであると同時に、ある程度大きなダイヤモンドが付いた、適度に存在感のあるデザインをおすすめしています。
素材
婚約指輪の素材には主に4つの素材があります。
①プラチナ
プラチナは1番婚約指輪らしい色味です。プラチナは品質が安定しているので婚約指輪に一番多く使われています。酸やアルカリ、水銀にも反応せず、熱に強いのが特徴です。
シルバーのように酸化することもなく、またダイヤモンドなど人気の宝石にも相性がいいところも人気のポイントです。
時間による経年劣化にも強いプラチナは婚約指輪にピッタリの素材といえるでしょう。
②イエローゴールド
色味は名前のとおり、まさに黄金のゴールドといった色味で、身につけると明るい印象になります。高級感がありパッと華やかですが、日本人の肌になじみやすいので、結婚指輪にイエローゴールドを選ぶカップルも増えています。
また、欧米ではプラチナよりイエローゴールドのほうが結婚指輪としては定番のようです。「悪魔から身を守る」という意味もあるので、末永く続く結婚生活のために縁起をかついで選ぶ方も多いそうです。
③ホワイトゴールド
プラチナとゴールドのいいとこどりをしたような色味です。プラチナよりも肌馴染みがよいですが、フォーマル感もしっかりあります。
ゴールドよりも落ち着いた色味なので、シーンを選ばずつけることが出来ます。マット加工を施すとアンティーク調になります。
④ピンクゴールド
イエローゴールドより銅の割合が多く、赤みのある日本人の肌に1番馴染みやすい色です。暖かみがあり柔らかい印象になります。ファッションリングにも多く使われています。
■婚約指輪のデザイン一覧
サイズ
パートナーにぴったりのサイズを選ぶことはとても難しいです。指のサイズは体調や時間帯、季節によって変わります。一般的に指のサイズは季節によって変わるとされていて、夏はむくみやすいため太く、冬は小さくなることが多くなっています。
また、時間帯でも変化し、朝に比べると夕方のほうが指のサイズが大きくなりがちです。他にも、お酒を飲んだ翌日や妊娠中などは指のサイズが変わることがあるようなので、指輪のサイズを測ったり聞いたりするタイミングには注意が必要です。
指輪のサイズは指のどの部分を測るのかによっても変わってきます。指の関節が太い人や根本が太い人、水かきがある人などでサイズ感はそれぞれです。
さらに、同じサイズでも指輪の幅が太ければきつく感じ、狭ければ緩く感じる傾向があります。指輪のサイズはいろいろな条件によって左右されてしまいます。
アレルギー
パートナーに金属アレルギーがないか前もって聞いておく必要があります。アレルギーをもっている場合、どの物質に反応するのかによって素材を選ぶ必要があります。不安な場合は皮膚科でパッチテストを受けるのをおすすめします。
このように婚約指輪をひとりで選ぶ時、考慮するポイントがたくさんあります。「婚約指輪選びに失敗したくない」「結婚指輪をひとりで選ぶことに不安がある」という方に、ふたりで婚約指輪を選ぶことをおすすめします。
3.婚約指輪をふたりで選ぶ魅力
「婚約指輪をふたりで選ぶってどういうこと?」と思うかもしれませんが、結婚指輪のようにおふたりでご来店されて相談しながら購入する方もたくさんいらっしゃいます。
先ほどあげたひとりで選ぶ時の不安が解消されるので、大きなメリットがあります。婚約指輪を贈られる側も、その場にいた方が希望が伝えやすいのではないでしょうか。
しかし、「サプライズでプロポーズをしてパートナーを喜ばせたい」「箱をパカッとされるプロポーズをされたい」という方もたくさんいらっしゃると思います。
一生物の婚約指輪だからパートナーの好みもサイズもぴったりな指輪を贈りたい。だけど、サプライズでプロポーズをしたい。という方にはダイヤモンドプロポーズがおすすめです。
4.ダイヤモンドプロポーズ
ダイヤモンドプロポーズとは、その名の通りダイヤモンドでプロポーズをします。箱をパカッと開けると、ダイヤモンドが中で輝いているようなイメージです。
ダイヤモンドでプロポーズした後、そのダイヤモンドで婚約指輪を作るような流れになります。
婚約指輪はパートナーと一緒にふたりで選ぶことができるので、デザインやサイズの心配はありません。
「思い出に残るサプライズでのプロポーズ」と「ふたりで相談しながら指輪を選びたい、ふたりで指輪を選ぶ時間も大切にしたい」という、いいとこどりができる方法です。
鶴ではダイヤモンドプロポーズから婚約指輪の製作も承っております。さまざまなグレードのダイヤモンドをご用意しております。
■鶴のオーダーメイドについて
私たちは品質だけでなく、環境や人権にも責任をもつブランドとして、お客様に安心してお選びいただけるよう、「紛争ダイヤモンド / 人権問題 / 児童労働 / 環境破壊」に配慮したダイヤモンドのみを取り扱っています。
皆様に安心してジュエリーを身につけていただけるよう、また私たちに関わるすべての人が幸せでいられるよう、 環境や人権に配慮したダイヤモンドを皆様にお届けいたします。
そして、婚約指輪をふたりで選んでいただく過程や時間も大切にし、ひとつの思い出にしていただきたいと考えています。ご相談や見学のみのご予約も可能ですので、ぜひお気軽にアトリエへお越しください。
■ダイヤモンドプロポーズについて
5.まとめ
「婚約指輪をふたりで選ぶべきか、ひとりで選んでサプライズで贈るべきか」この疑問に、正解、不正解はありません。
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、最終的には「どちらの方がお相手を笑顔にしてくれそうか」想像しながら選んでみてください。この記事がおふたりののお役に立てば嬉しいです。