18金で制作する結婚指輪の魅力とデザイン紹介2025.04.19
一生モノだからこそ、結婚指輪はこだわりをもって選びたいですよね。
今回は、最近ひそかに人気を集めている「18金の結婚指輪」の魅力についてご紹介していきたいと思います。
結婚指輪の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.18金とは
はじめに、18金についてご説明させていただきます。18金の”18”とはその金属製品に、どのぐらいの金が含まれているのかを表しています。
24分率という特殊な基準で表しており、金の純度を表す数字はリング全体の金の割合によって異なります。
・金がリング全体の75% → 18金(K18)
・金がリング全体の58% → 14金(K14)
・金がリング全体の42% → 10金 (K10)
純金と聞くと硬いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には柔らかい素材です。
結婚指輪に純金を使用すると「他の素材に比べて傷がつきやすい」「熱に弱く、日常生活の中でも変形するリスクがグッと上がる」など、多くのデメリットが存在するため、結婚指輪への使用はおすすめしておりません。
純金に異素材を混ぜることで(割金)、結婚指輪に適した強度となり、長い期間の着用にも耐えることができるため、結婚指輪では一般的に18金を使用していることが多くなっています。
2.18金の色味の違いと魅力について
18金は、異素材(割金)の組み合わせ方や分量のバランスを変えることで、色味が変化するという特徴があります。例えば純金に銅を混ぜると赤みを帯びるので、一般的にピンクゴールドと呼ばれています。
その他、用意している色味の種類や色合いはブランド毎によって異なりますので、ここでは、鶴でご用意している18金の3種類の色味とそれぞれの魅力についてご紹介いたします。
①イエローゴールド
金の色味をそのまま活かした色合いです。イエローゴールドの色味は一見ゴージャスに感じやすいですが、日本人の少し黄色みがかった肌の色と相性がよく、小麦肌の方にもお勧めです。
また、肌が白い方が身に着けるとイエローゴールドの色味がアクセントとなり、お手元を華やかに映します。
リング表面を艶々に磨き上げると地金本来の輝きを発揮し、お手元を華やかに魅せてくれますが、マット加工を施すと、黄色味が和らぎ少し落ち着いた印象に。
イエローゴールドの柔らかい華やかさやアンティーク感を感じられますね。
②ピンクゴールド
ピンクゴールドはイエローゴールドよりも日本人の肌に馴染みやすく、身に着けた時の違和感を感じづらい色味です。
特に鶴でご用意しているピンクゴールドは、赤みを抑えた自然な色合いである為、男性や普段指輪を身に着けない方でも抵抗なく身につけていただけます。
光沢の表面でも派手過ぎず、柔らかな雰囲気がありますが、表面につや消しを施すことで、より落ち着いた雰囲気を楽しめる色味へと変化します。
ピンクゴールドが持つ柔らかさとマット加工が組み合わさると、ふんわりとした優しい印象ですね。
③ホワイトゴールド
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ピンクゴールドとは異なった肌馴染みを持ち合わせた色味です。
日本で結婚指輪といえばプラチナが定番ですが、プラチナを身に着けた時に感じる、青白い輝きに苦手意識を持つ方へおすすめの素材です。
元々のゴールドの黄色味が残っている分、肌との馴染みがよく、表面を艶々に磨きあげても指輪が浮いた印象になることはありません。
ブラウンのような落ち着いた色味だからこそ、さりげなく手元に溶け込む大人な雰囲気で、艶を落としてもホワイトゴールドの淡い色味がさらなる深みを感じさせますね。
このように、同じ18金でも種類によって色合いが異なり、表面の加工を変えるだけでも違った風合いを楽しむことができます。
結婚指輪をお探しする時は、どんな色味がお二人にとって一番イメージに近いか想像してみてくださいね。
3.18金を用いた結婚指輪の実績紹介
ここでは、私たちがこれまで実際に制作をお任せいただいた18金の結婚指輪についていくつかご紹介いたします。結婚指輪選びの参考にしてみてくださいね。
18MA-025
■デザイン詳細
2本のリングを重ね合わせることで1本の指輪となるギメルリングです。2色のコンビリングにすることも可能ですが、敢えて他の色味と組み合わせずに、イエローゴールド1色でお仕立てしています。
上段のリングを艶々に磨き上げ、下段のリングにマット加工を施すことで、1色ながらも色味のコントラストが生まれますね。
中心に留めたダイヤモンドの輝きが、リングの表面の輝きと重なり合い、キラキラとした素敵な仕上がりとなりました。
18MA-008
■デザイン詳細
多方面に輝きを放つ多面体のデザイン。華やかになりがちなフォルムですが、ホワイトゴールドの色味がどこか落ち着きを感じるシャープな印象の結婚指輪です。
一面一面ヤスリで荒く削ることで生まれた凹凸のあるマットの質感は、カジュアルな服装にもマッチする上品な仕上がりとなりました。
18MA-013
■デザイン詳細
遠目から見るとストレートにも感じる、ランダムに揺らいだフォルムは、身に着けていないかのような着け心地の良さが魅力的なフォルムです。指輪全体を丸くすることで着脱もスムーズです。
ピンクゴールドでお仕立てしたことで肌馴染みも自然で指輪の主張が強くなく、さりげない印象で身につけることができますね。
中心に留めたダイヤモンドがワンポイントとなり、マット加工の細かな輝きがとても素敵な仕上がりです。
4.鶴について
今回は18金とはどういったものか、違いやそれぞれの魅力についてご紹介いたしました。
指輪の色味は、結婚指輪を選ぶ上でとても大切なポイントですが、お好みのデザインが見つかったとしても希望する色味ではないということもあるかと思います。そんな時におすすめなのが、オーダーメイドの結婚指輪です。
鶴では、今回ご紹介した色味以外にも、表面の加工やダイヤモンドの有無など、組み合わせを変えることで何万通りのアレンジで結婚指輪をおつくりすることができます。
100種類以上のサンプルリングを実際に手に取っていただきながら、おふたりの理想とする結婚指輪をおつくりすることができますよ。
オーダーメイドは難しそうと思う方もいらっしゃるかと思いますが、経験豊富なプランナーが、お二人の結婚指輪をお探しする時間が素敵な想い出となるよう精一杯お手伝いさせていただきます。是非お気軽に一度アトリエを訪れてみてくださいね。
皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。