Case Study #177
『お揃いのマット加工でふたりだけの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012・18MA-005
素材:プラチナ(Pt900)・イエローゴールド(K18YG)
フォルム:半剣腕・甲丸
テクスチャ:マット・サテン細・ミルグレイン・鏡面
リング幅:男性3.0mm/女性2.0mm
刻印:手打ち刻印
宝石:ダイヤモンド
終始穏やかでこちらが和んでしまうほど
柔らかな雰囲気のおふたり。
マットなイメージの結婚指輪をお探しで
鶴(mikoto)までいらっしゃいました。
おふたりそれぞれが好みを尊重し合い、
指輪のフォルムはそれぞれ少しずつ違いますが
マットの加工を同じにすることでお揃い感を。
男性の結婚指輪は半剣腕というフォルム。
こちらは斜めに切り返しの入ったデザインで、
シーンに合わせてテクスチャを選べるデザインです。
斜めにラインが入った部分には
女性のマット加工とお揃いの”サテン細”を。
柔らかく、落ち着きのある”サテン細”のテクスチャは
男性の手にもよく馴染んでくれました。
最後の最後まで迷われていたお色味はプラチナに。
スッキリと青みがかったプラチナのお色味は、
透明感があり、結婚指輪らしい存在感を放ってくれます。
マットの面と艶のある面とでメリハリのある、
使い分けの楽しい結婚指輪になりましたね。
女性の指輪は丸みのあるストレートなフォルム。
男性の指輪よりも1.0mm幅を細くすることによって
華奢で繊細なイメージに。
また、指輪の上下両端には粒の細かい
0.2mmのミルグレインを施しました。
こちらを入れることによって繊細で可愛らしい印象になります。
ミルグレインとイエローゴールドのマット加工は
相性が抜群に良く、上品で落ち着きのある
女性らしい指輪へと仕上がりました。
男性とお揃いのマット加工は
女性がとても気に入ってくださった”サテン細”。
上からふわっと柔らかい布をかけたような優しいマット感が
女性の雰囲気と重なり、とてもお似合いでしたね。
そして指輪の中心にはきらりと
光るダイヤモンドを。
”ふせこみ”という留め方で指輪に
さりげなくアクセントを加えてくれています。
内側にはお二人だけの特別な日付とイニシャルを
クラフト感溢れる手打ち刻印で刻みました。
納品の際には
おふたりで慣れない指輪にそわそわしながらも
とても嬉しそうに指につけている姿が印象的でした。
ご納品後には
”これから一生を共にする指輪を
イメージしていた以上の素敵な指輪に仕上げて頂き
本当にありがとうございました!
mikotoさんに指輪を作っていただいてよかったです”
と心温まるメッセージをいただきました。
おふたりの嬉しそうな笑顔がとても素敵で、
こちらも幸せな気持ちになりました。
真剣に悩んでくださった時間も、
おふたりの結婚指輪に対する想いも、
全てが仕上がった2本の結婚指輪にこもっています。
鶴(mikoto)の結婚指輪が
おふたりの今後の人生に寄り添う大切なリングで在り続けられますように。
末永くお幸せに!
銀座アトリエ
プランナー:吉田
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