Case Study #715
『ダイヤモンドとミルグレインが輝く婚約指輪』

結婚指輪:EN-012(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド
フォルム:ウェーブ・V字
テクスチャ:ミルグレイン
リング幅:1.9mm
刻印:レーザー刻印No.5
宝石:ダイヤモンド
ダイヤモンドプロポーズを経て、
おふたりでアトリエにご来店くださいました。
事前に鶴のホームページを見てくださっており、
気になる候補のものを中心に試着してくださいましたね。
フォルムについて、
カーブ具合や年齢を重ねても
自然に身につけられそうな
デザインかどうかをたくさん悩まれていたのが
印象に残っています。

おふたりが選ばれたのは
19EN-012のデザイン。
アルファベットの”V”のように
下に鋭角に下がるフォルムのため。
すっきりとシャープな印象を与えてくれます。
地金本来の輝きを楽しめる鏡面仕上げで
お仕立てし、表面にはミルグレインと呼ばれる
丸い粒の装飾を施しました。
ミルグレインはラテン語で「千の粒」を表し、
古くから伝わる装飾です。
「千=たくさん」という言葉の連想から
永遠や長寿といった縁起の良いものとされています。
タガネの工具を用いて、
職人が1粒1粒打ち込んでおり、
手作業ならではのあたたかみを
感じることのできるテクスチャーです。
お色味はホワイトゴールドでお仕立て。
プラチナとゴールドの中間色のような
ホワイトゴールドは、
ほんのりと温かみのある色で、
お肌に優しく馴染むのが特徴的です。
手に合わせた時の見え方と、
肌馴染みの良さを気に入ってくださいましたね。

リングの中心には、男性が女性のために
大きさや評価にこだわって
選んだダイヤモンドを
お留めしました。
6本の爪で留めることで
丸くカットされたダイヤモンドのフォルムが際立ち
大きな存在感を放ちます。
幅が細く華奢な印象がありながらも、
男性がお相手様のために選んだ
ダイヤモンドと併せて
ミルグレインの粒がキラキラと輝く
華やかな仕上がりになりました。

リングの内側には、レーザー刻印で
記念日とイニシャルを刻印しました。
レーザー刻印は機械でお入れするものなので、
幅の細い婚約指輪にもしっかりと
お入れすることができます。

ご納品時には、仕上がったリングを見て
「キラキラだ!」とおふたりにお喜びいただけて、
安心いたしました。
この度はおふたりの大切な婚約指輪の制作を
お任せいただき誠にありがとうございました。
メンテナンス等、
いつでもお気軽にアトリエに
遊びに来てくださいね。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:矢沢
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