Case Study #529
『色味の違いが楽しめる覆輪の婚約指輪』
結婚指輪:18EN-009(アレンジ一覧)
素材:ピンクゴールド(K18PG)・ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ストレート
テクスチャ:ミルグレイン・サテン荒
リング幅: 2.0mm
刻印:レーザー刻印No.2
宝石:ダイヤモンド
「オーダーメイドの婚約指輪を探していて」と
鶴にお越しくださったお二人。
お二人が選ばれたのは
ダイヤモンドを包み込むように留めた
覆輪の婚約指輪。
ダイヤモンドを覆うように留めた
覆輪のデザインは、
爪がないため服に引っかかる心配なく
着用することができます。
また、丸みを帯びている形のため
シンプルながらも
見た目が可愛らしい印象を与えてくれます。
リングの腕の部分は
丸みをつけた甲丸でお仕立て。
ナチュラルで柔らかな印象を
与えてくれる甲丸のリングは
つけ心地がよくまさに永く身につけるリングに
ぴったりのデザインです。
また、覆輪との相性がよく
さらに優しい印象を与えます。
色味は2色使用し、コンビでお仕立て。
覆輪留めの部分はホワイトゴールドでお仕立て。
少し黄色味のあるホワイトゴールドで
温かみのあるリングに仕上がりました。
リングの部分はピンクゴールドでお仕立て。
肌の色味と近しいピンクゴールドは
身につけていて安心感のあるような
デザインに仕上がります。
また、赤みを抑えたピンクゴールドのため、
甘すぎない仕上がりに。
異なる地金でお仕立てしたことで、
色味の違いが楽しめる指輪になりましたね!
落ち着いた指輪が好みの女性のご希望で、
2種類の加工を施しました。
ダイヤモンドの周りには
1周、ミルグレインを施しました。
ミルグレインは一粒一粒
鶴の職人が手で均等に生み出しているため、
職人の技が詰まった手作りならではの技法です。
艶々の鏡面仕上げとは違い
繊細な輝きが楽しめる指輪になりましたね。
リングの部分には、
“サテン荒”というマットを施し、
キラキラと華やかな印象に。
ランダムに横にラインを刻む
サテン荒の加工は、
細やかな凹凸によって光を反射し
ラメのようにキラキラと輝くため、
様々あるマット加工の中でも
一際存在感のあるテクスチャーです。
柔らかいピンクゴールドを際立たせ、
お手元で輝かせるような素敵なデザインになりました。
完成した婚約指輪は
女性にとてもお似合いでした!
ダイヤモンドの品質からデザイン、
内側の刻印まで
こだわりのこもった
お二人だけの婚約指輪になりましたね。
明るいお二人のように
お二人にとって、
いつまでもキラキラと輝く
存在となれば嬉しく思います。
これからも末永くお幸せに!
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:山﨑
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