Case Study #142
”既製品だとあまり種類もなくて、、、”
と色々探していて鶴(mikoto)を見つけてくださったお二人。
お二人が選ばれたのは
鎚目をお揃いのポイントとして
取り入れた結婚指輪でした。
男性が選ばれたのはホワイトゴールドを使用した
丸みのある甲丸のリング。
表面は錆鎚目加工を施しました。
実際に錆びたハンマーを使用して打ちつける鎚目は
マットの中に光沢が残るような
独特な質感を持っています。
幅も悩まれていましたが
男性の指に合う3mm幅を選ばれました。
女性が選ばれたのは2本のリングを上下で重ねて
1本のデザインにしているデザインです。
表にはダイヤモンドを9石留めて華やかに。
ダイヤモンド以外の部分は男性の鎚目と合わせて
光沢の鎚目を入れています。
ダイヤモンドの輝きと鎚目の煌めき、
両方を楽しめるデザインになりましたね。
また、両サイドにお入れしたミルグレインが
指輪を縁取りエレガントな印象に。
2本上下に重ね合わせたことで鎚目を入れても
ミルグレインの列が乱れず
綺麗に入るところを重視してお仕立ていたしました。
二つの要素が組み合わさっているような
デザインがお好きだった女性。
お好みにあう、複数の要素を組み合わせた
特別なデザインになりましたね。
お二人の指輪の内側には
職人が1文字1文字打ち込んでお入れする
手打ち刻印で記念日とイニシャルをお入れしました。
また、内側を丸く加工する内甲丸の加工で
つけ心地にもしっかりとこだわって
お仕立てしています。
お二人の結婚指輪は一見デザイン違いですが
”鎚目”という同じ加工を施すことで
お揃い感もしっかりと忘れていない
お二人ならではの結婚指輪です。
ご納品後には”2人で毎日、ニヤニヤしております”
と嬉しいメッセージもいただきました!
たくさん悩まれて選ばれた
お二人の結婚指輪。
喜んでいただけて本当に嬉しいです!
またメンテナンスなどあれば
いつでもご相談くださいね。
鶴(mikoto)代官山アトリエ
プランナー:尾崎
結婚指輪:Male/18TE-008(アレンジ)
Female/18MA-001(アレンジ)
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