Case Study #711
『コントラストが感じられるU字の結婚指輪』

ダイヤモンドプロポーズにてプロポーズご成功後に
アトリエにご来店されたお二人。
婚約ネックレスとご一緒に
結婚指輪の制作も鶴にてお任せいただきました。
ご来店時からお二人は、
「ウェーブのフォルムが好みかも!」と
おっしゃっていましたね。
たくさんご試着される中でお二人が選ばれたのは、
地金を2色使いできるMA-022のフォルムでした。
MA-022は、ベースとなるU字のフォルムと
中心から伸びるラインを
それぞれ異なる素材にすることで
着物の重ね襟をイメージしているフォルムです。
また、アルファベットのUのように穏やかに湾曲し
リング全体に丸みのあるフォルムの為、
着け心地も良く、普段からあまり指輪を
身に着けられない方でも
着けていただきやすいデザインです。

ベースは結婚指輪らしさを大切に
お二人ともプラチナにてお仕立ていたしました。
表面の加工は鏡面仕上げにしたことで
より存在感のある仕上がりに。
鏡面仕上げは一見シンプルな加工にも見えますが、
まるで鏡のようにお顔が映るくらい
艶々に磨きあげる為、まさに職人の腕の見せ所です。
中心のラインのお色味はそれぞれのお好みで、
男性はホワイトゴールド、
女性はピンクゴールドを選ばれ、
“サテン細”と呼ばれるマット加工を施しました。
サテン細とは、格子状に重なるラインが
印象的なマット加工で、
サテン生地のような柔らかい表情が特徴です。
ベースと異なる加工を施したことで、
コントラストが感じられる仕上がりに。

また、女性のリングには、
ダイヤモンド1pcを“ふせこみ”と
呼ばれる方法でお留めしております。
ふせこみは、ダイヤモンドを埋め込んで
お留めしている為、
引っかかりがないのが特徴です。
1pcお留めしたことで、
ダイヤモンドがさりげなく
キラッと輝く仕上がりになりましたね!

後日、婚約ネックレスと合わせて
結婚指輪をご納品させていただきました。
「やっぱりこのデザインにして良かったね!」と
お二人で仲良くリングをご覧になられているお姿が
とても微笑ましかったことを覚えております。
改めまして、プロポーズの際のダイヤモンドから
結婚指輪まで、鶴にてお任せいただ
誠にありがとうございました。
今後、メンテナンス等でお二人にお会いできます日を
心より楽しみにしております。
これからお二人が歩まれる毎日が
幸せで満ち溢れることを願っております。
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:山﨑(未)
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