Case Study #484
『お揃い感を大切にした2色使いがおしゃれな結婚指輪』
結婚指輪:18MA-001b(アレンジ一覧)
素材:コンビリング
フォルム:ストレート・平打ち
テクスチャ:鏡面仕上げ・ミルグレイン(ミル打ち)・梨地粗
リング幅:左3.2mm / 右3.0mm
刻印:レーザー刻印No.3
”お揃い感”を大切にしながら
指輪選びをされたお二人。
18MA-001をアレンジした
コンビのデザインが気になっていると
お写真を見せてくださいました。
お二人が気になっていたのは
鶴のInstagramに掲載していた
リングの中心部分にプラチナ、
縁部分にイエローゴールドを使用した結婚指輪。
実際に18MA-001にアレンジを加えた
サンプルリングをいくつか試着していただき、
迷われることなく
こちらのデザインをベースに選ばれました。
お二人それぞれに似合うアレンジも加えつつ、
お色味を揃えて、リングの両端に
ミルグレインの加工を入れたことで、
お揃い感がぐっと感じられる
結婚指輪に仕上がりましたね。
ミルグレインとは
連なるように丸い粒を施す
伝統的な装飾技法の一つ。
職人の手で一粒一粒
丁寧に打ち込まれるミルグレインは、
手作りならではの温かみと繊細さが
感じられる加工です。
こちらのお二人はリングの中心を
プラチナでお仕立て。
パッと目を引く中心の部分を
プラチナの素材にすることで、
結婚指輪らしい
特別感が溢れるデザインになりました。
また、リングの両縁に見えるミルグレインを
イエローゴールドでお仕立てしたことで
地肌に馴染みやすい仕上がりに。
男性はリングの中心部分に
”梨地粗”というマット加工を施しました。
”梨地粗”はガーネットの粒を
水と一緒に流し当てることで表情をつけており、
マットの中でも
落ち着いた印象を感じられるテクスチャー。
中心部分にのみ”梨地粗”のマット加工を施したことで、
縁に施されたミルグレインの艶感との
コントラストがはっきりと出る
メリハリの効いた仕上がりになりました。
一方、女性のリングはミルグレイン部分と同様に
中心部分も艶のある”鏡面仕上げ”でお仕立て。
”鏡面仕上げ”はシンプルな加工ですが、
光が均一に反射するように磨き上げるため
職人の技術が光る加工です。
プラチナの部分も鏡面仕上げにしたことで、
より結婚指輪らしさが感じられる仕上がりに。
お二人がそれぞれに”似合うかどうか”を
考えながら決めてくださったアレンジが
お揃い感の中にもこだわりを感じられる
デザインとなりましたね!
リングの内側には
レーザーで刻印をお入れしました。
お二人のイニシャルを入れたことで、
より身近にお互いを感じることができる指輪に。
表面の加工以外全てお揃いのデザインで
とても仲良しなお二人らしい特別な結婚指輪に
仕上がったのではないでしょうか。
ご郵送での納品だったため
直接お渡しすることはできませんでしたが、
またアトリエでお二人にお会いできる日が来ることを
楽しみにしております!
この度はお二人の大切な結婚指輪を
鶴にお任せいただきありがとうございました。
お二人の末永い幸せを
心よりお祈りしております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:中野
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