Case Study #720
『マット加工を施した覆輪の婚約指輪』

プロポーズを済まされ、
婚約指輪のデザイン選びのため
アトリエにご来店いただいたお二人。
指輪の制作にあたり、女性の一番のご要望は
カジュアルでかっこいいデザインであることでした。
サンプルリングを試着されながら、
どのリングが似合うかと
楽しそうに選んでくださいましたね。

お二人はお仕事の都合上、
海外に行かれることが多いとのこと。
また、日常的に水に触れることも多く、
日頃から着けやすいところは
女性の中では大事なポイントでした。
お選びになったEN-009は覆輪留めのデザイン。
ダイヤモンドの周りを金属で覆うため
引っかかりや角がなく、
日常的に着けやすいカジュアルなデザインです。
ダイヤモンドの周りまで
金属をたっぷり使用しているので
ダイヤモンドの輝きが主張しながら、
金属の重厚感も味わうことができます。

色は、ピンクゴールドとホワイトゴールドの
二色を組み合わせた
コンビネーションのデザインにされました。
指を通す”腕”はピンクゴールド、
ダイヤモンドを留めた”石座”はホワイトゴールド。
温かい色同士の組み合わせが、
肌にやさしく馴染みます。
また、腕にマット加工を施すことで
輝きが落ち着くため、
普段のお洋服とも合わせやすくなりますね。
「マットの質感なら、
ピンクゴールドでもかわいらしくなりすぎずに
着けられるかもしれない」と
ご自身の肌の色との相性を見ながら
選んでいただきました。
キラキラ感を抑えた控えめなマットの質感は
かっこよさもあり、また、日常の中でも
たくさん着けられることがご希望だった
女性にぴったりのデザインになりました。

そしてご納品では
再びアトリエにお越しいただきました。
要望通りのかっこいいデザインになったと、
お二人で嬉しそうにリングを
見つめてくださっていたのが
とても嬉しく印象に残っています。
これからも様々なシーンで
ぜひたくさん身につけてくださいね。
数年後にはお二人で海外移住を
予定されているとのことでしたので、
日本に戻られたタイミングで
メンテナンス等でいつでもお越しくださいませ。
またお会いできますことを
心より楽しみにお待ちしております。
末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
3011