Case Study #671
『ホワイトゴールドでお仕立てした覆輪留めの婚約指輪』
プロポーズの後、
結婚指輪と婚約指輪の制作のため
アトリエにご来店いただいたお二人。
実は男性のご来店は初めてではなく、
お二人でお越しになる数日前に
ダイヤモンドの選定のため
お一人で来店されていました。
鶴では、プロポーズの方法の一つとして
”ダイヤモンドプロポーズ”というものを
ご用意しています。
”ダイヤモンドプロポーズ”とは
ダイヤモンドのみでのプロポーズ後にお二人揃って
リングやネックレスのデザインを
考えていただくことができるプロポーズ方法です。
お相手がジュエリーとして
身に着けることを想像しながら
たくさん悩みダイヤモンドを
選ばれていましたね。
プロポーズがご成功し、
お二人揃った姿を拝見できた時は
私もとても嬉しかったことを覚えています。
婚約指輪のデザインはお二人で
覆輪留めのEN-009をお選びになりました。
とっておきの大きなダイヤモンドが
リングの中心でより強い存在感を放ちます。
覆輪留めとは石の留め方のことで、
ダイヤモンドを地金で覆いながら留める方法です。
古くから見られる歴史の長いデザインで、
お洋服への引っかかりも少ないことから
日常の中で身に着けやすいことも特徴の一つ。
一生に一度の特別な婚約指輪を
たくさん着けて過ごすことができますね。
リングの全面を艶々に磨き、
婚約指輪らしい上品さも感じることのできる
落ち着いた仕上がりとなりました。
お揃いの結婚指輪がイエローゴールドのため、
統一感を出すために
婚約指輪の色はホワイトゴールドにされました。
イエローゴールドよりも白く輝き
地金の明るさを抑えられているので、
ダイヤモンドの輝きをより引き立てます。
ホワイトゴールドの色は肌馴染みも良く、
お仕事の日も身に着けていたいという
女性のご要望にぴったりのデザインに
仕上がりました。
後日、結婚指輪と合わせて
完成した婚約指輪をご納品させていただきました。
「昨夜からリングの受け取りを
待ち侘びていたんです」と、
幸せそうな笑顔で早速リングを
着用してくださったお二人。
メンテナンスでお越しいただく頃には
お二人のお手元にリングがさらに
馴染んでいましたら嬉しく思います。
これから鶴のリングと共に
素敵な日々を過ごせますように。
どうぞ末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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