Case Study #656
『ミルグレインが印象的なイエローゴールドの婚約指輪』
ダイヤモンドプロポーズの後に
アトリエにご来店いただいたお二人。
鶴がご用意する「ダイヤモンドプロポーズ」は、
お相手にダイヤモンドルースを贈るプロポーズ方法となります。
男性には、一生物の婚約指輪だからこそ
お相手に好きなデザインを選んでもらいたいという想いがありました。
プロポーズの後に、
ダイヤモンドを留める指輪やネックレスのデザインを
お二人で共に考えていただけることは
ダイヤモンドプロポーズの大きな特徴です。
お打ち合わせを通し
お二人は婚約指輪のEN-001を選ばれました。
ダイヤモンドの丸い形に沿って6本の爪で留めており、
クラシカルな雰囲気を持つことが特徴です。
まず、女性が婚約指輪に求めた一番のご要望は
イエローゴールドであることでした。
普段ご着用されるアクセサリーのほとんどが
イエローゴールドなこともあり、ご自身の肌との相性や
着けやすさから選ばれた色味です。
婚約指輪もイエローゴールド一色でお仕立てすることで
重厚感と深みのある仕上がりとなりましたね。
また、エッジを効かせたシャープなフォルムは
スタイリッシュで個性的な印象を持ちます。
イエローゴールドのおしゃれさも際立ち
こだわりを感じられるデザインです。
指を通す部分である”腕”は、
ダイヤモンドにかけて細くなるようにくびれをつけることで
ダイヤモンドの大きさがより際立ちます。
腕の両縁にはミルグレインを施しました。
ラテン語で、”千の粒”を表すミルグレイン。
粒が絶え間なく続くことから
「幸せがたくさん」「お二人の絆が続く」などの意味も込められていて、
指輪に入れる装飾として古くから用いられている伝統的なものです。
連なる粒は繊細さはもちろん
遠くから眺めたときにきらきらと輝き、
華やかな仕上がりになりました。
そして無事にリングが完成しご納品の日。
婚約指輪と一緒にオーダーいただいた結婚指輪も合わせて
お渡しいたしました。
リングを着けてお出掛けされる初めての日は
ご入籍日にする予定だとお伺いしましたが、
リングはお手元に馴染んできた頃でしょうか。
お二人の門出を祝うリングとして
鶴で制作をお任せいただいたことを大変光栄に思います。
これからも末永くお幸せに。
またお二人にお会いできる日を心より楽しみにしております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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