Case Study #398
『共通点と個性を大切にしたお二人だけの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-012(アレンジ)
素材:プラチナ(Pt900)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:半剣腕・ストレート
テクスチャー:鏡面仕上げ・鎚目小粗面・サテン荒
リング幅:左 3.0mm / 右 2.5mm
刻印:レーザー刻印no.8
ニコニコ楽しそうに
指輪を見てくださったお二人。
指輪を探す中で、
“もっとここをこうしたい、
こうだったらいいのに!”
というお気持ちが芽生え、
オーダーメイドである鶴に
ご来店くださいましたね。
ベースの形を合わせてお揃い感を出しつつ、
思い思いのテクスチャーを入れ込み、
オリジナル感のある特別なリングを
デザインしてくださいました。
ベースの形は”18MA-012”。
こちらの形はリングに斜面をつけることによって
リング表面に切り返しが生まれ、
2つのテクスチャーを楽しんでいただける
特徴的なフォルム。
シンプルなストレートの形でありながらも
アレンジの豊富さが魅力的ですね。
男性リングは2種類のマット加工を施しました。
1つ目はリング表面を叩いて凹凸を出した
”鎚目小粗面”というテクスチャー。
職人が一面一面ハンマーで指輪を叩き、
ポコポコとした面を出しているため、
手作りならではのぬくもりを感じられる
仕上がりとなっています。
もう1つはランダムにヤスリで削りを入れ
キラキラと不規則に光を反射する
“サテン荒”という加工を施しました。
金属なのに毛流れを感じるような
高級感のある艶を感じることができますね。
お色味は結婚指輪らしくプラチナ。
プラチナの涼しげなお色味が男性のお手元にも
すっきりと映えてくれました。
女性リングは一方に男性とお揃いの
”鎚目小粗面”を施しました。
特別な結婚指輪だからこそ、
“お揃い感は大切に。”
“でもお互いの個性も大切にしたい。”
というお二人のお気持ちから
テクスチャーとフォルムに
共通点を出したことで
ペア感とそれぞれのこだわりを感じられる
デザインとなりました。
また、もう一方の面は艶々に磨き上げたことで、
鎚目小粗面のマットな雰囲気とのコントラストを
しっかり感じることができます。
お色味はピンクゴールドでお仕立てしました。
身につけていて安心感を感じられるような
肌馴染みの良いデザインで作りたいと
おっしゃっていた女性。
“鎚目小粗面×ピンクゴールド”
の組み合わせが、女性のお好みにはまり、
表情がパッと明るくなったことを鮮明に
覚えています。
またメンテナンスなどについて気になったことや、
相談したいこと等出てきましたら
いつでもアトリエまで遊びにいらしてくださいね。
お待ちしております!
末永くお幸せに!
鶴 銀座アトリエ
プランナー:吉田
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