Case Study #176
『おふたりだけのアレンジで作るマットなホワイトゴールドの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-007
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:平甲丸
テクスチャ:サテン細・錆・鎚目小粗面
リング幅:男性3.5mm/女性3.0mm
刻印:手打ち刻印・レーザー刻印no.3
終始笑顔が絶えず楽しい雰囲気のお二人は、
オーダーメイドでつくれる結婚指輪をお探しで鶴(mikoto)までいらっしゃいました。
せっかくつくるなら他とは被らない、
ふたりだけのお気に入りのデザインで…
と手にとっていただいたのはクラフト感のある
鎚目小粗面のテクスチャー。
おふたりとも気に入った鎚目小粗面のテクスチャーを
それぞれ指輪の半分だけ入れることによって
お揃い感を出した結婚指輪をオーダーしていただきました。
半分ずつ加工を変えたデザインは、
二つのテクスチャーで楽しめる
とても個性の光るデザインですね。
フォルムはお二人とも丸みの
なだらかな平甲丸のフォルム。
角を落としたような丸みは指馴染みが良く、
テクスチャーをしっかりと見せてくれます。
男性の指輪は3.5mmで、
指にしっかりと馴染んだものを選ばれました。
何歳になってもしっくりと指に馴染み、
長く身につけることができる幅感です。
また、お色味は渋く落ち着きのあるホワイトゴールド。
プラチナと悩まれていましたが、
より地肌に馴染みやすいホワイトゴールドを
選ばれました。
テクスチャーは
半分は女性様とお揃いの鎚目小粗面、
もう半分は柔らかさが魅力のサテン細。
どちらもきちんと落ち着きのあるマット感で、
指馴染みよくずっとつけていられるような
仕上がりになっていますね。
女性の指輪は3.0mmの幅。
太めの指輪がお好みとのことで指に馴染み、
一番綺麗に見える幅感でお仕立てしました。
お色味は見ていただいた瞬間から
ホワイトゴールド一択でしたね。
テクスチャーは男性とお揃いの
鎚目小粗面を半分に、
もう半分は錆の加工を施しました。
こちらの錆の加工は
ホワイトゴールドとの相性もとても良く、
光沢感を残しつつマットを楽しむことができる
加工です。
鎚目小粗面のポコポコとした小さな面の表情と、
錆のアンティーク調なマット感がとても可愛らしいです。
また、お二人とも側面までしっかりと
こだわりのある指輪に仕上がっております。
表面の加工をそのまま側面まで入れることによって
統一感のある全体的にマットな仕上がりに。
さらに、指輪の内側にはお互いに指輪を
贈り合うような刻印をお入れしました。
おふたりともお揃いの内容を
男性は手打ち刻印、女性はレーザー刻印でお入れしました。
それぞれお互いに指輪を贈り合うような内容の刻印はおふたりらしく、
相手を尊う気持ちが込められています。
ご納品の際には完成した結婚指輪を見て
おふたりとも飛び切りの笑顔を見せてくださいました!
身につけていただいた結婚指輪も、
おふたりにとてもお似合いです!
ご納品の前に婚姻届を出しに行かれたとのことで、
おふたりの幸せそうなお姿をみていると
私まで幸せになり、心があたたまりました。
たくさん悩んで、考えてくださったおかげで
おふたりの想いやこだわりが詰まった
素敵な結婚指輪をお仕立てすることができましたね。
どうか末永くお幸せに!
銀座アトリエ
プランナー:吉田
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