Case Study #747
『お手元に馴染むV字の結婚指輪』

結婚指輪:MA-021(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド
フォルム:ウェーブ・V字
テクスチャ:鏡面仕上げ・ヘアライン・彫り・ミルグレイン
リング幅:左 2.8~3.0mm / 右 2.3~2.5mm
鶴を知る前から店舗の前を通っており
「なんのお店だろう」と
興味を持ってくださっていたとお話しくださいましたね。
お打ち合わせを重ね、
お二人の結婚指輪の制作を
鶴にお任せいただけることになりました。
サンプルリングを試着しながら
ストレートよりもウェーブ系のフォルムが
お手元に馴染んだお二人。
ウェーブの中でも着け心地が1番良かったのは
V字のフォルムでした。
中心に向かって細くなっているフォルムは
指を長く見せてくれる効果があり、
お手元をすっきりとした印象にしてくれます。
またお二人のリングは
手のひら側の角を削って丸めており、
よりお手元に馴染むようにお仕立てしております。
地金はお二人とも
ホワイトゴールドを選ばれました。
温かみのあるお色味から、
肌馴染みの良さを気に入ってくださいましたね!

男性のリングは
上下で2つの質感を合わせたデザインに。
上側は鏡面仕上げ、
下側にはヘアラインというマット加工を施しています。
鏡面仕上げはその名の通り、
表面を鏡のように艶やかに磨き上げる加工です。
磨くことにより、
洗練された重厚感のある印象になります。
ヘアラインは
工具を使い、細い線を1本ずつ手作業で引いていくことで
上品な質感と温もりを感じられるマット加工です。

また男性のリングの手のひら側には
花火模様の彫りをお入れしています。
彫りは、職人が1本1本手作業で入れていくため、
線に強弱がつき、
迫力のある仕上がりが魅力です。
マット加工の上から彫りを入れることで
夜空で花火が枝垂れるような
煌めきが感じられるリングになりましたね。

女性のリングは
全面艶々に磨き上げられた鏡面仕上げでお仕立て。
男性のマット加工と同じヘアラインを入れるか
とても悩まれていましたが
“結婚指輪らしさ”を大切にしたいと
全面鏡面仕上げを選ばれました。
中心のエッジの上には、
初めから気に入ってくださっていた
ミルグレインという装飾を施しています。
ミルグレインは職人が1粒ずつ丁寧に打ち入れており、
その1粒ずつが光に反射することで
宝石を留めているかのような輝きを放ちます。
エッジに施すことで、
ミルグレインを目一杯楽しめるデザインになりましたね。

ご納品時は直接お渡しができず
残念ではございましたが、
お二人の素敵なお写真を拝見し
デザインにご満足いただけたようで
安心いたしました。
お打ち合わせ時から
とても楽しい雰囲気で明るいお二人。
そんなお二人の人生に
鶴のリングが寄り添えることを
大変嬉しく思っております。
またメンテナンス等でお会いできる日を
楽しみにしております!
末永く、お幸せに!
鶴 大宮アトリエ
プランナー:小島
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