Case Study #439
『結婚指輪らしさを大切にしたホワイトゴールドのリング』
結婚指輪:18MA-005(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ストレート・甲丸
テクスチャ:鏡面仕上げ
リング幅:左2.5mm / 右2.0mm
刻印:手打ち刻印
永くつけることができる
シンプルなデザインを探され
アトリエにお越しになったおふたり。
はじめは、多面体や鎚目のリングなど
クラフト感のあるデザインが
気になられていました。
女性は婚約指輪との
重ね付けの相性がいいリングや、
結婚指輪らしさを大切にされたいという
ご希望があり、
お二人が選ばれたのは「18MA-005」でした。
ストレートのリングの中でも
代表的な形は3つあり、
鶴ではおふたりのお好みに合わせて
フォルムもお選びいただけます。
断面が四角い形で
エッジのある「平打ち」リング。
断面がかまぼこのような形で
丸みのある「甲丸」リング。
平打ちリングと甲丸リングの間をとった
「平甲丸」リングの3種類があり、
それぞれ見え方やつけ心地など特徴は様々。
たくさん試着をしていただき、
リングをつけた際に指あたりや
つけ心地にもこだわり、
しっかりと丸みのある甲丸リングに
決まりましたね。
表面の加工は結婚指輪らしさを
大事にしたいというお気持ちを尊重し、
おふたりとも全て艶々の鏡面仕上げでお仕立て。
鏡面仕上げはお顔が映るまで
しっかりと磨き上げており、
一見シンプルで王道な加工方法ですが、
均等に磨き上げることが難しいため、
実は職人の技術が光る加工です。
艶が美しい鏡面仕上げですが、
永くつけていると少しずつ小傷が入り、
次第にマットのような質感に。
同じ時間を共に過ごしていくと共に、
リングにも経年変化が現れるため
艶とマットの両方の質感を楽しんで
いただけます!
リングの地金は
プラチナの素材で考えられていましたが、
ホワイトゴールドの珍しいお色も
気に入っていただき、
おふたりともお揃いでホワイトゴールドの
お色でお仕立てしました。
プラチナとゴールドの間の
お色のホワイトゴールドは、
ほんのりと温かみのある色で、
お肌に優しく馴染んでくれます。
内側には手打ちで刻印をお入れし、
大切なご入籍日とお二人のお名前を
打刻しました。
手打ち刻印は職人が
1文字1文字丁寧に入れているため、
文字に少し揺らぎがあり手作り感を
感じさせてくれます。
ご郵送でのご納品のため、
直接お渡しができず残念ではありますが
その後、おふたりの指に指輪は
馴染んできましたでしょうか。
永く身につけるアイテムのため、
慎重にしっかりとデザインを考えられていた
印象がとても強く残っています。
またメンテナンス等でいつでも
アトリエに遊びにお越しくださいませ!
甲丸リングと共に素敵な時間を
過ごしてくださいね。
末永くお幸せに。
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:岡咲
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