結婚指輪の素材について|結婚指輪に用いることが多い素材の紹介2021.01.09
結婚指輪といえばプラチナの素材(地金)が定番ですが、最近ではイエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドといった様々な素材の結婚指輪を見かけるようになりました。今回は、そんな結婚指輪の素材についてご紹介したいと思います。
目次
1,結婚指輪の素材(地金)について
2,結婚指輪で用いられることが多いさまざまな素材(地金)の紹介
①プラチナ
②イエローゴールド
③ピンクゴールド
④ホワイトゴールド
3,2色の素材(地金)を組み合わせたコンビネーションの結婚指輪の紹介
4,鶴(mikoto)のオーダーメイドでつくる結婚指輪について
1,結婚指輪の素材(地金)について
結婚指輪といえばプラチナの素材(地金)をイメージする方が多いと思います。世界的にみれば結婚指輪の歴史は非常に古いのですが、日本においてはこの100年ほどで定着した文化です。
海外では、結婚指輪といえばゴールドが主流ですが、日本ではプラチナを好んで身に着けてきており、ジュエリーにおいて日本のプラチナ消費量は世界一と言われています。
しかしながら、感性や価値観の多様化から年々日本でも>ファッションやライフスタイルに合わせてプラチナ以外の結婚指輪を選ぶ方も増えてきています。
そこで今回は結婚指輪の定番であるプラチナから、結婚指輪の主な素材を詳しくご紹介していきます。生涯身につけていく結婚指輪だからこそ、デザインだけでなく素材選びも重要です。
これから結婚指輪を選ぶ方は視野が広がると思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
2,結婚指輪で用いられることが多いさまざまな素材(地金)の紹介
結婚指輪で用いられることが多い主な素材(地金)としては、プラチナ・イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドの4種類です。今回はこの4種類について詳しくみていきましょう。
①プラチナ
「プラチナ(Pt)」はブライダルリングに最も人気のある素材です。婚約指輪や結婚指輪の定番として位置付けられているプラチナは、他の地金に比べると産出量が少なく、希少性が高いという特徴があります。
希少性が高いという点もブライダルリングで好まれる理由のひとつです。高い純度基準があるため、他の地金に比べると高純度のリングが多いのも特徴です。
鶴(mikoto)では、プラチナが90%含まれた「Pt900」を主に使用しています。日本国内のブランドでは、変形や衝撃などにもある程度強く耐久性も高いことから、日常使いが前提の結婚指輪の定番素材となっています。
また、熱や酸にも強く品質が安定していて、変色・変質の心配が少なく、白い輝きが失われないというところから純白・永遠という意味合いもあり、ブライダルリングとして定着しました。
プラチナが本来持っている白銀色の輝きは、プラチナは透き通った白い肌をさらに輝かしく映してくれます。ダイヤモンドの輝きを最も引き出してくれる素材といわれているように、石を留めたリングに特にお勧めの素材です。
■プラチナのオーダーメイド実績一覧
②イエローゴールド
ゴールドには、華やかな印象を与える「イエローゴールド(YG)」、優しい雰囲気が魅力的な「ピンクゴールド(PG)」、柔らかな銀色の輝きを楽しめる「ホワイトゴールド(WG)」があります。
ゴールドの純度は「K24(ゴールドの比率100%) 」「K18(ゴールドの比率75%) 」「K14(ゴールドの比率58%) 」「K10(ゴールドの比率42%)」というさまざまな純度があり、純度が高くなればなるほど金属が柔らかくなり傷つきやすくなります。
結婚指輪として日常使いすることを考え、耐久性とのバランスが最も適している「K18」を鶴(mikoto)では使用しています。
「K18」は長く着用しても劣化しづらく変色に強いといわれています。中でも「イエローゴールド」はさびない不変性が好まれ、欧米ではプラチナよりも主流で古くから愛されてきた地金素材です。
日本人は肌の色が黄み寄りでゴールドが映えるとされています。標準的な肌色の人にももちろん合いますが、日焼けをして小麦色になった肌とも相性抜群です。
明るくゴージャスで華やかな雰囲気もあり、カジュアルなファッションにも似合うので、普段使いしやすいのも人気のポイントです。
■イエローゴールドのオーダーメイド実績一覧
③ピンクゴールド
「ピンクゴールド(PG)」は、純金に銀、銅、パラジウムを混ぜて作られる合金です。銅の割合が高いため、ほんのりと赤みを帯びています。
ピンクゴールドは硬度の高い銅の割合が多いため、他の素材よりも傷つきにくく簡単には変形しない高い強度があります。そのため、ブライダルリングのような長期的に使用する装飾品に向いている貴金属といえます。
色味に温かみがあり、他の金属より柔らかい印象を与えるため、特に女性に人気です。銅や銀の含有量によってもピンクの色合いが変化し、淡い色にも深みのある濃い色にもなります。
鶴(mikoto)では赤みが強すぎない深みのある上品なピンクゴールドを使用しているため、日本人の肌色に馴染みやすく普段アクセサリーを身に付けない男性にもお着けいただきやすい色合いです。
■ピンクゴールドのオーダーメイド実績一覧
④ホワイトゴールド
「ホワイトゴールド(WG)」は純金に銀とパラジウムが配合されています。銀とパラジウムはどちらも白い金属なので、白っぽい色味に変化します。一見プラチナと見間違えてしまうほどの、銀白色の輝きが存在感を放ちます。
一般的にはロジウムコーティングを行うことが多いのですが、鶴(mikoto)で使用しているホワイトゴールドはロジウムコーティングをせず、あえて金の黄色味をそのまま活かすことで、プラチナの純白とは違う、肌馴染みのよい優しい銀色の輝きを楽しめる色合いとなっています。ロジウムコーティングをしないことにより、コーティングが剥がれて変色することがないという利点もあります。
■ホワイトゴールドのオーダーメイド実績一覧
3,2色の色(素材)を組み合わせたコンビの結婚指輪の紹介
ここまで4つの代表的な地金素材についてご紹介しました。「あれもこれもいいな」と迷われた方には、2つ以上の素材を組み合わせたリングもお勧めです。
プラチナやゴールドなど異なる2種類以上の素材を組み合わせたリングのことを「コンビネーションリング」といいます。
最近は幅広いデザインのコンビネーションリングがあります。もちろん、鶴(mikoto)も様々なデザインのコンビリングを揃えております。ぜひアトリエにてご覧くださいね。
■コンビリングについて
■コンビリングのオーダーメイド実績一覧
4,鶴(mikoto)のオーダーメイドでつくる結婚指輪について
ここまで、結婚指輪の素材(地金)別でさまざまな結婚指輪をご紹介してきましたが、他にも多数のデザインの結婚指輪がアトリエで生まれています。結婚の証として夫婦で身につける結婚指輪ですが、必ずしも同じ素材のものを選ばなければならないということはありません。
男性はプラチナ、女性はイエローゴールドなど、それぞれの好みの素材を選ばれるカップルも私たちのお客様では多いです。
「でもお揃い感もほしい・・・」というおふたりには、デザインを揃えたり、表面に同じテクスチャーを施したり、リングの内側に同じ内石を入れたりと、どこかに“ペア”を感じられる要素を取り入れると、お揃い感が生まれてきます。
私たち鶴(mikoto)のオーダーメイドでは、100種類以上あるサンプルリングをベースに、素材(地金)だけではなくテクスチャー・ダイヤモンド・誕生石・刻印などを組み合わせておつくりするセミオーダーから、ゼロから一緒にデザインしていくフルオーダーまで、おふたりらしい結婚指輪つくりのお手伝いをしています。
「おふたりらしい」「おふたりだけの」結婚指輪を見つけ(つくり)に鶴(mikoto)のアトリエに遊びに来てくださいね!おふたりの結婚指輪づくりのお手伝いができることを心より楽しみにお待ちしています!