Case Study #441
「柔らかなマット加工を施したひねりの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-010(アレンジ一覧)
素材:イエローゴールド(K18)・ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ウェーブ(カーブ)・ひねり
テクスチャ:マット・ヘアライン
リング幅:2.8mm
刻印:手打ち刻印
ストレートのフォルムで
マット系のリングを探していますと
アトリエにお越しになったおふたり。
永く身に着ける結婚指輪なので、
職人に制作を任せられるお店を
探されていたところ、
Instagramで鶴を見つけてくださったと
お話ししてくださいました。
サンプルがたくさんある中で
お手にとっていただいたデザインは
中心ひねりのリング。
中心ひねりのリングは
ストレートの形をしていますが、
中心部分がきゅっと細くなった
フォルムの結婚指輪です。
丸みのある甲丸と、
エッジの効いた平打ちの中間の
「平甲丸」というフォルムのため、
甘くなりすぎず上品なフォルムをしています。
シンプルでありながらも、
中心部分にワンポイントがあるため
飽きがこなく永く身につけることが
できるリングです。
おふたりが大事にされていた
「永く身につけられるデザイン」
というポイントに
ぴったりと当てはまったリングですね。
テクスチャーはおふたりとも
ヘアラインの加工を施しました。
ヘアラインは、
紙やすりでテクスチャーを入れており、
マットでありながら艶感もあるため、
まるでキューティクルのような質感をしています。
地金の種類は、男性はイエローゴールド
女性はホワイトゴールドを選ばれました。
男性ははじめはプラチナを
ご希望されていましたが、
イエローゴールドの方が似合ってると
女性からのアドバイスもあり、
肌馴染みの良いゴールドのお色に。
女性は「結婚指輪は絶対にイエローゴールド」
と決められていたようでしたが、
ホワイトゴールドのあまり見ない
珍しいお色に魅かれ、
ホワイトゴールドのお色でお仕立てすることに。
おふたりとも幅は
サンプルと同じ2.8mmの幅でお仕立て。
つけ心地にもこだわり、内側の角をとる
内甲丸の内甲丸の加工を施すことで、
滑らかな指通りになりました。
内側にはそれぞれ考えていただいた内容で
手打ち刻印をお入れいたしました。
手打ち刻印は、職人が1文字1文字慎重に
打ち込んでいるものなので、
文字に少し揺らぎがあり、手作りの温かみを
感じられます。
またご納品後には
「想像以上に素敵な仕上がりに大満足です!」
と嬉しいメッセージをいただきました!
その後、おふたりの指に指輪は
しっかりと馴染んで来ましたでしょうか?
中心をきゅっと結んだ結婚指輪のように、
おふたりの未来を固く強く結んでくれますように。
また、メンテナンス等でいつでも
アトリエに遊びにいらしてくださいね!
末永くお幸せに。
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:岡咲
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