結婚指輪の既製品と手作りの違いについて2026.09.30

結婚指輪をお探しの中で、手作りと既製品は何が違うんだろうと疑問に思われる方も多いと思います。
今回は、結婚指輪の手作りと既製品の違いや鶴で可能な結婚指輪のアレンジについてご紹介いたします。
これから永く身につけていくお二人の結婚指輪探しのご参考にしていただけますと幸いです。
1.結婚指輪の既製品と手作りの違い
既製品の結婚指輪
ジュエリーショップのショーケースに完成品として並んでいる結婚指輪を既製品といいます。既に完成している結婚指輪のため、デザインをご確認いただきながらご試着をしていただけます。
また、ご試着いただいた結婚指輪をご購入いただくことができるため、デザインの相違を防ぐことができます。
手作りの結婚指輪
お二人が考えたデザインを元に、一から制作をするのが手作りの結婚指輪です。既製品と違い、一からデザインを考えていくからこそ、お二人らしさや特別感を演出できます。
また、手作りの結婚指輪の中にもセミオーダー・フルオーダーと種類があるため、詳しく説明させていただきます。
セミオーダー
サンプルリングを元に、地金・石の有無・幅・表面の加工をお好みに合わせてアレンジすることをセミオーダーといいます。アレンジも幅広くできるため、お二人だけの結婚指輪を作ることができます。

フルオーダー
元々ある結婚指輪ではなく、一からデザインを考えることをフルオーダーといいます。全て決められるためアレンジがたくさんでき、世界で一つだけの結婚指輪をお仕立てすることができます。

2.既製品のメリット・デメリット
既製品の結婚指輪と手作りの結婚指輪の違いについて、先ずは、既製品からメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。
メリット
前述の通り、完成したデザインをそのまま購入できるというメリットがあります。
また、既製品はすでに結婚指輪が完成しているため、サイズやお選びいただいた結婚指輪の在庫があれば、最短当日から比較的に短期間で購入することからできます。
そのため、ご入籍や結婚式などのイベントの日程が明確な方には納期がかからずお手元に届くという安心感もあります。
デメリット
既存のデザインの中からお選びいただくため、デザインの選択肢が狭くなります。また、他の人とデザインが被る懸念もございます。
また、既製品はペアのセットで販売していることも多く、お二人のお好みが合わないという方には、それぞれの好みが反映された結婚指輪を見つけるのが難しくなります。
3.手作りのメリット・デメリット
メリット
手作りのため、お二人にあった・お二人らしい結婚指輪作りが可能です。また、前述の通りデザインを一から考えていけるため、人とは被りたくない!という方にもおすすめです。
デメリット
既製品よりも制作期間が長くかかるため、間に合わせたいイベントなどがある場合、制作期間を考えた上で注文しなければなりません。
また、完成品のある既製品と違い、手作りの結婚指輪は完成品がないため、デザインのイメージを膨らませていくことの難しさがあります。
4.既製品の結婚指輪と違う鶴の魅力
ここまで、既製品と手作りの結婚指輪の違いについてご紹介をしてきましたが、では実際に手作りの結婚指輪とはどのように作ることが可能なのでしょうか。
ここでは、鶴の職人が手作りでお作りする結婚指輪について既製品との違いをご紹介させていただきます。

鶴では、お客さまにお考えいただいたデザインを元に、職人が手作りで一からお仕立てをしております。手作りのため、お二人だけのお二人らしい結婚指輪作りが可能です。
既製品とは違いオーダーメイドだと、少しハードルが高く感じる方もいらっしゃると思いますが、鶴では100種類以上のサンプリングをご用意しており、お気に召すデザインが見つかりましたら、表面加工・宝石の有無・幅・地金などをお選びいただき、さらにお二人らしくアレンジをしていただくことができます。

アレンジについて詳しくご説明させていただきます。
4色の地金
プラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの4種類からお好きな素材をお選びいただけます。
実際に着けてみると、肌馴染みなどが変わってくるため既製品とは違い、手作りだからこそご自身に合ったお色味での制作が可能です。

表面加工
鶴の結婚指輪は手作りのため、全て職人が手作業で表面の加工を施しており既製品とは違い、1つとして同じものはない世界に一つの結婚指輪になります。
大きく分けて、光沢・マット・彫りに分かれるため、鶴の表面加工について一部ご紹介させていただきます。
鏡面仕上げ
結婚指輪と聞いてイメージされる方の多い、艶々な表面に仕上げることを“鏡面仕上げ”と呼びます。
表面にムラがないよう均一に磨くのは、とても難しいため職人の手作りの手仕事さも感じていただけます。

マット
こちらの加工は、金槌の表面をあえて錆させて錆の凹凸を転写しています。その都度、錆具合が変わるため世界で一つの結婚指輪になります。
錆加工を施すことによって、手作りの結婚指輪でしか出せない柔らかい雰囲気や和紙のような和の風合いなどを感じていただける表面加工になっております。

和彫り
こちらの加工は、指輪を包むように藤の花の和彫りを手作業で施した結婚指輪です。藤の花言葉は”決して離れない”、強く結ばれた二人の絆を形にしたデザインです。
職人が手作業で彫り入れた藤はやわらかく、優しい印象でナチュラルにご着用いただけます。

私たち鶴では、約40種類の表面加工をご用意しており、マットの種類が豊富なのも鶴の特徴の一つです。既製品とは違い、お二人のお好みに合わせて形とマットの組み合わせでお仕立てが出来ます。

宝石
既製品とは違い石が留まっているデザインから石を無くしたり、留まっていないデザインにお好きな個数追加したり、ご自身のライフスタイルやお手元にあった石のアレンジが可能です。

幅
ご用意しているサンプルリングから幅を太くしたり、細くしたりすることが可能なのも手作りならではの既製品との違いです。
幅によって、リングの印象やお手元の馴染み具合も変わってきますので、試着をしながらお手元に合う幅を見つけていただくことが可能です。

5.結婚指輪のデザイン紹介
ここからは、実際にお任せいただいた結婚指輪の中から、いくつかデザインをご紹介させていただきます。
ギメルリング
こちらの結婚指輪は、2つにリングを重ねることで完成するギメルリングと呼ばれるコンビリングです。“ギメル”はラテン語で双子を意味しており、重なり合う形から、お二人が家族になるという意味合いが込められています。
片方は、艶々に磨く鏡面仕上げ、もう片方には職人が一本一本掘り入れていく加工ほどこしており、手作りならではの仕上がりになります。決して失敗できない加工のため、職人技も感じていただける加工です。
既製品とは違い幅広いテクスチャを自由に施すことができ、お二人らしさを表現しやすい結婚指輪です。

■Case Study #873
鎚目のコンビリング
こちらの結婚指輪は、ころんと巻きついたような結び目が特徴の結婚指輪です。パーツ部分とベース部分はそれぞれ異なる地金とテクスチャを選べるのは、既製品とは違う手作りならではのデザインです。
ベース部分には、金槌の表面をあえて錆させて表面に凹凸を施している鎚目(錆)のテクスチャが施されています。
パーツ部分はそれぞれ異なるテクスチャをお選びいただきました。左のリングのパーツ部分には、サテン生地を纏ったような柔らかい落ち着きのあるテクスチャを施しました。
右のリングのパーツ部分には、“梨地”と呼ばれる深みのあるマット加工を施したことで、落ち着きも感じられる仕上がりになりました。
鎚目(錆)の加工は、施す際の金槌の状態によって表情が変化いたします。そのため、手作りにしか出せない、特別感と一点物感のある結婚指輪になります。

■Case Study #851
このように、お二人のお好みに合わせてお仕立てできる結婚指輪は、手作りでしか表現できない魅力があります。
6.まとめ
今回は、結婚指輪の既製品と手作りの違いについてご紹介させていただきました。私たち鶴では、結婚指輪のデザインを考え、お選びいただくお二人の時間も大切にしたいと考えています。

また、お二人でお考えいただいた結婚指輪が完成するまでのワクワク感も、手作りだからこそ感じていただけるかと思います。
お二人の大切なお品物のお手伝いができますと幸いです。お近くのアトリエでお待ちしております!