Case Study #538
『お手元で存在感を放つ印台の結婚指輪』
結婚指輪:19MA-029(アレンジ一覧)
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:ストレート
テクスチャ:ヘアライン・鎚目小粗面
リング幅:左 2.5~5.0mm / 右 2.5~5.0mm
刻印:手打ち刻印
印台が気になっていてと
鶴にお越しくださったお二人。
たくさんのコレクションリングを
ご覧いただきながらも、
お二人の心は揺らぐことなく、
印台に決められていましたね。
印台は中心にフラットなフォルムを形成し、
だんだんとトップに向かって幅をもたせていく
独特な形が特徴のリングです。
歴史の深いリングの一つである印台は、
身につけるとアンティークで味わい深い雰囲気を楽しむことができます。
また、トップの四角い部分をフラットな形でお仕立てしたことで、
すっきりとスタイリッシュな印象にも魅せます。
表面には2種類のマットを組み合わせました。
トップの四角い部分にはヘアライン加工を施し、
上品で洗練された印象に。
光に当たり艶っぽく輝くことで、
高級感のある指輪に仕上げます。
指を通す部分は鎚目小粗面でお仕立てしました。
鎚目は一面一面鶴の職人が、
手作業で施しているため、
クラフト感とアンティークな雰囲気を味わうことができます。
また、手作業の部分で
全く同じデザインは生まれず、
お二人だけの指輪に仕上がります。
粗面でお仕立てしたことで、
統一感のあるリングになりましたね。
指輪の側面は、
打ちっぱなし加工でお仕立て。
鎚目を打つ工程で生まれる独特な凹凸により、
さらに個性が出る指輪となりました。
鏡面仕上げでお仕立てすることで、
凹凸に光が反射し、さりげなく輝くデザインに。
落ち着きすぎずに
さりげない煌めきを与えた、
お二人のこだわりが詰まった指輪が完成しましたね!
色味はお二人ともプラチナ。
プラチナ特有の青白い色味が、
存在感を与え、お手元に目を惹かせます。
ヘアライン加工との組み合わせで、
スタイリッシュで上品な印象に。
幅はお二人とも2.5〜5.0mmでお仕立てしました。
だんだんと中心に向かって
たっぷりと幅をもたせたことで
インパクトのあるデザインに仕上がります。
内側には、
お二人の記念日とお名前を
手打ち刻印で打刻いたしました。
お二人のお名前を入れたことで、
特別感ある指輪に。
ご納品の際には、
「これすごくいいね!」と
指輪をたくさん眺めながらおっしゃってくださいました。
デザインの細かいところまで、
こだわったお二人だけの指輪。
たくさん身につけていただき、
お二人の大切な記念日を
一緒に過ごしていただければ幸いです!
まあメンテナンス等お二人に
お会いできることを楽しみにしております。
末永くお幸せに!
鶴 横浜元町アトリエ
プランナー:山﨑
1796