Case Study #463
『リングに自然な凹凸を感じられるホワイトゴールドの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-005(アレンジ一覧)
素材:ホワイトゴールド(K18WG)
フォルム:ストレート・甲丸
テクスチャー:マット・錆鎚目大
リング幅:左 3.0mm/右 2.0mm
刻印:レーザー刻印no.2
ホワイトゴールドの
結婚指輪をお探しだったお二人。
実際にホワイトゴールドのリングを試着してみて
肌馴染みの良さにお二人とも
“いいね!”と口を揃えてくださいましたね。
フォルムはシンプルなストレート。
リングの角を落とし、丸みをつけることで
優しく指に馴染む仕上がりになりました。
リングの表面には工具を打ちつけ
凹凸感を出しています。
この凹凸感の仕様にもこだわりました。
あえて工具を錆させ、
その錆模様をリングに転写させながら
打ちつけています。
錆はリングに打ちつけることで、
柔らかく光を反射します。
他の工具には出せないその独特な光沢感に
お二人は魅力を感じてくださいました。
リングの側面は
波打つようにゆらゆらとした表情。
リングに工具を打ちつけると
力が加わり側面に揺らぎが出ます。
その揺らぎを平らに整えることもできますが、
お二人はあえて揺らぎを残し、
リング全体に統一感を出しました。
どの角度から見ても
まとまりのあるリングになりましたね。
納品の際には、
少し恥ずかしそうにしながらも
素敵な笑顔を見せてくださったお二人。
指に着けた時のデザインも
“イメージ通り!”と
嬉しいお言葉を頂戴しました。
工具を叩く位置や強さによって
凹凸感の変わる鎚目を選ばれたお二人。
同じ模様が出ることがないからこそ
世界に一つだけのリングとなりました。
シンプルなフォルムの中にも
”オーダーメイドの魅力”を
存分に感じられる
ご結婚指輪に仕上がりましたね。
指輪選びの時間が、
お二人の素敵な思い出となり
リングに刻まれていたら
とても嬉しいです。
またメンテナンスの際に
お二人にお会いできることを
心より楽しみにお待ちしております!
末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:吉田
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