おしゃれなマット(つや消し)の結婚指輪|さまざまなテクスチャの紹介2020.08.20
結婚指輪といえば、プラチナ素材の鏡面(光沢)デザインが定番ですが、最近ではマット(つや消し)加工のデザインが人気を集めています。今回は、そんなマット(つや消し)加工の魅力、加工の紹介、私たちのオーダーメイドでつくるマット(つや消し)加工の魅力をご紹介いたします。
目次
1,人気を集めるマット(つや消し)加工の結婚指輪
2,マット(つや消し)加工の魅力
3,様々なマット(つや消し)加工の紹介
4,オーダーメイドでつくる結婚指輪の魅力
5,結婚指輪つくりで大切にしていること
1,人気を集めるマット(つや消し)加工の結婚指輪
近年、人気を集めているのがマット(つや消し)加工の結婚指輪です。結婚指輪といえば、プラチナを使用した鏡面(光沢)感のあるデザインが定番でしたが、嗜好性や感性、価値観の変化から結婚指輪にデザイン性やおしゃれ感を求める方が増えてきました。
結婚という人生最大のイベントに選ぶ結婚指輪は今後おふたりの生活に寄り添う大切なものです。そんな中、従来のベーシックな定番デザインではなく、それぞれの好み(感性)を取り入れた結婚指輪を選びたいという要望が増えてきています。
2,マット(つや消し)加工の魅力
マット(つや消し)加工の魅力は大きく2つあげられます。
①肌馴染みが良い
②おしゃれ(カジュアル)に着けることができる
それぞれの魅力についてご紹介いたします。
①肌馴染みが良い
定番の鏡面(光沢)は、その名の通り結婚指輪の表面に光沢感があるため、手元に着けた際の存在感が非常にあります。よって、指輪を普段から着けてこなかった方からするとその存在感に少し違和感を感じてしまうかもしれません。
その点、マット(つや消し)加工であれば、表面の光沢感が落ち着くため、すっと手元に溶け込んでくれます。特に、イエローゴールドやピンクゴールドの色味は日本人の肌の色に近いため、肌馴染みを良くしたい場合はその2色にマット(つや消し)を施すと一層馴染みが良くなります。
②おしゃれ(カジュアル)に着けることができる。
マット(つや消し)の魅力のもう1つが、カジュアルに身に着けることができることです。上記の肌馴染みにも繋がる部分がありますが、マット(つや消し)加工を施すことにより、ジュエリーというよりはファッションリングに近い印象になります。
よって、普段身に着けるカジュアルな服装や、他のアクセサリー(ファッションリング)との重ね付けにも相性が良くなります。あえて日常生活に馴染むデザインにすることにより、結婚指輪という特別なものが良い意味で使いやすくなるのが魅力といえます。
3,様々なマット(つや消し)加工の紹介
ここでは、私たちが揃えるマット(つや消し)加工の一部をご紹介したいと思います。ぜひ、結婚指輪選び(創り)のご参考にしていただければと思います。
①サテン荒
サテン荒は細いラインをランダムに施す加工です。完全なマットというよりは、少し光沢感を残したい(セミマットにしたい)方にはおすすめです。クラフト感が演出できる加工になります。
■サテン荒のオーダーメイド実績一覧はこちら
②錆(さび)加工
加工をする金鎚を実際に錆させて施す錆加工。錆独特の表面感を指輪につけていきます。金鎚を用い1面1面入れていくため、加工のランダム感がオリジナリティーとおしゃれさを演出してくれます。
■錆(さび)加工のオーダーメイド実績一覧はこちら
③鎚目(つちめ)
金鎚をつかい1面1面打ちつけて施す鎚目加工。金鎚の面の大きさを変えることにより、お好みの表面感を出すことができますし、光沢感の具合もお好みに合わせて調整することができます。
■鎚目のオーダーメイド実績一覧はこちら
④ヘアライン
ヘアライン(髪の毛の筋)はその名の通り、髪の毛の様な細いラインを施す加工です。他のマット(つや消し)加工と比べると白っぽくなり、細かく入ったラインの溝が光りを綺麗に反射させてくれます。ヘアラインのみの加工でも上品ですが、写真の様に他のテクスチャーとの相性も良いため、様々なバリエーションに使用できる加工です。
■ヘアラインのオーダーメイド実績一覧はこちら
⑤梨地細(なしじ)
梨地とは、果物の梨の様な表面感にする加工で、マット(つや消し)の中でもやわらかな印象の加工になります。梨地は他の加工とは違い、工具ではなくガーネットの石を細かい粒にした金剛砂を用いて施します。ムラの無いスッキリとしたマット感が好きな方におすすめな加工になります。写真の様に、鏡面(光沢)仕上げとの組み合わせにも相性が良いです。
■梨地細のオーダーメイド実績一覧はこちら
4,オーダーメイドでつくる結婚指輪の魅力
冒頭にも記載しましたが、結婚指輪と言えばプラチナの鏡面デザインが定番でしたが、時代の変化と共にその価値観は変わってきており、毎日着け続ける結婚指輪だからこそ、オリジナリティーや感性を反映させたものを選びたい方が増えてきました。
そんな中、人気を集めているのがオーダーメイドでつくる結婚指輪です。オーダーメイドには、セミオーダーとフルオーダーの2つがあります。
セミオーダーは、各ブランド(お店)が揃えるサンプルリングをベースに、色味・テクスチャー・ダイヤモンド・誕生石などの組み合わせをお好みに合わせてアレンジしていく方法です。よって、おふたりの好みをカタチにできるレパートリーの豊富さ(アレンジパターンの多さ)がブランド(お店)選びのポイントになってきます。
一方フルオーダーは、おふたりのイメージするカタチをデザイン画を描きながらゼロからつくっていく方法です。フルオーダーに関しては、職人の技術や感性も重要になってくることから、取り扱いブランド(お店)は非常に少ないですが、カタチにしたいデザインや取り入れたいイメージを具体的に持っている人には非常に魅力的です。
セミオーダーとフルオーダーについてはこちらの記事もご参考ください。
■結婚指輪をセミオーダーでつくる魅力について
■結婚指輪をフルオーダーでつくる魅力について
■セミオーダー・フルオーダーでつくる結婚指輪について
5,結婚指輪つくりで大切にしていること
私たちは、おふたりのこれからの生活に寄り添う結婚指輪をつくるということに大きな責任があると考えています。よって、おふたりのイメージ(感性)をカタチにすることはもちろん、それぞれのライフスタイルに合わせた着け心地、長年愛用できる耐久性も加味して1つひとつ大切にオーダーでおつくりしています。
おふたりらしい、おふたりだけの結婚指輪が創れるよう、また、その指輪創りの時間そのものも今後のおふたりの最高の思い出になるよう、精一杯お手伝いしたいと考えています。