婚約指輪にあしらうダイヤモンドを詳しく紹介|カット(CUT)について2020.06.15
婚約指輪といえば1粒のダイヤモンドをあしらったデザインが定番ですが、そのダイヤモンドを評価する項目の1つである「カット」についてご紹介したいと思います。
1,ダイヤモンド4Cにおけるカット(CUT)について
ダイヤモンドを評価する基準としてある4C。(4Cの詳しい内容はこちら)その評価項目の1つである「カット」はラウンドブリリアントカットに対し評価される項目です。
婚約指輪に使われる定番且つ人気のカットである「ラウンドブリリアントカット」は、58面体の形状でダイヤモンドが一番美しく輝くよう設計されたカットになります。
ダイヤモンドのカットには他にも、「プリンセスカット」、「オーバルブリリアントカット」、「エメラルドカット」など様々なカットがありますが、カット評価をするのはラウンドブリリアントカットのみになります。
2,カット(CUT)の評価方法について
ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドに設けられているカット評価には5段階のグレード評価があり、グレードの高い順に「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」になります。
ダイヤモンドのカットグレードが高いほど、ダイヤモンドの輝きも美しく価値も高いと判断されます。
カットを含むダイヤモンド4Cの品質評価は、第三者機関にて高度な機器と経験豊富なグレーダーによって判断されます。基本的には、ダイヤモンドをあしらった婚約指輪を購入する際には、この第三者機関で評価され発行された「鑑定書」がついてきます。
*鑑定書についての詳細はこちらの記事をご参考ください。
また、ダイヤモンド評価の4Cには、カットの他に、カラー・クラリティ―・カラットの3つの評価項目が設けられており、合計4つの項目でそのダイヤモンドの品質や価値を判断しています。
*それぞれの項目についての詳細は下記の記事をご参考ください。
■婚約指輪のダイヤモンド|「クラリティ」の選び方やポイントについて
3,ハート&キューピット(H&C)について
ハート&キューピット(H&C)とは、ラウンドブリリアントカットの「Excellent」評価の中でもさらに価値が高いと評価されたダイヤモンドにつけられる名称です。
ハート&キューピット(H&C)はその名の通り、ハートと矢から由来しています。ダイヤモンドを専用スコープで見ると、ハートの形と矢の形が見えます。これが左右対称(シンメトリー)にカットされているラウンドブリリアントカットのダイヤモンドをハート&キューピット(H&C)と呼んでいます。
婚約指輪に使用されるダイヤモンドは基本的にこのハート&キューピット(H&C)と呼ばれる(評価される)ダイヤモンドを使用しています。
もちろん、私たちのオーダーメイドでお選びいただけるラウンドブリリアントカットのダイヤモンドも全てハート&キューピット(H&C)と評価されたダイヤモンドをご用意しております。その中で他の4C項目も踏まえ様々なグレードのものを揃えております。
4,婚約指輪はオーダーメイドがおすすめ
婚約指輪をご検討されている方の中で、デザインだけでなくダイヤモンドのグレードにもこだわりたい方、ご予算に合わせてグレードを選びたい方には、オーダーメイドでつくるのがおすすめです。
私たちのオーダーメイドでは、さまざまなサンプルリングを見ていただきながらお好みのデザインに落とし込んでいきます。もちろん、ゼロからデザインを考えていくフルオーダーメイドもおつくりしています。
加えて、ダイヤモンドも様々なグレードのものを揃えていますので、ご希望のグレードやご予算に合わせてお選びいただけます。また、素材・テクスチャー・誕生石・刻印もお好みに合わせてアレンジが可能です。
ぜひ、想いのこもった婚約指輪つくりのお手伝いをさせてください!