Case Study #760
『ルビーを添えた特別感のある婚約指輪』

ダイヤモンドプロポーズを経て、
ご来店くださったおふたり。
石座のつくりをはじめ、細部にまでこだわりながら
デザインを一緒にお考えいただきました。
たくさんのサンプルを試着していただいた中で、
おふたりが一番気に入ってくださったのが、
22EN-026のフォルムです。

中心には、プロポーズで男性から贈られた、
想いのこもったダイヤモンドをセット。
ストレートのフォルムに、
王道の6本爪で留められたダイヤモンドは、
クラシカルで上品な雰囲気を与えます。
その両脇には、男性の誕生石であるルビーを添えて、
おふたりだけの特別なアレンジを加えてくださいました。
また、鮮やかな輝きを放つルビーに連なるように、
メレダイヤモンドを2石ずつお留めすることで、
婚約指輪らしい気品と存在感のある仕上がりになりました。
さらに、手のひら側には、
職人が1粒1粒手作業で施した「ミルグレイン」を。
ラテン語で「千の粒」を意味するこの装飾には、
「永遠」という願いが込められており、
古くから愛されてきたモチーフです。
1粒1粒が上品にきらめき、
どの角度から見ても繊細な美しさが際立つ
仕上がりになりました。

そして、おふたりが最もこだわってくださったのが、
石座のデザインでした。
コレクション通りのデザインではなく、
あえて石座に高さを持たせることで、
中央のダイヤモンドの存在感をより引き立たせたい、
とのご希望をいただきました。
王冠のような繊細な透かし模様のデザインへと変更し、
高さを出してセッティングすることで、
一生ものの婚約指輪にふさわしい、
特別感あふれる仕上がりとなりましたね。

そしてご納品当日。
完成したリングをご覧になったおふたりから、
「想像以上に可愛い!高さを出して正解でした!」と、
嬉しいお言葉を頂戴しました。
リングの仕上がりにご満足いただけた笑顔を見て、
心から嬉しく思ったことを今でも覚えております。
またメンテナンス等で、お二人にお会いできますこと、
心より楽しみにお待ちしております。
末永くお幸せに!
鶴 代官山アトリエ
プランナー:山口
3021