Case Study #547
『藤の花の彫り模様を施したくぼみV字の結婚指輪』
結婚指輪:18MA-018a(アレンジ一覧)
素材:プラチナ(Pt900)・ピンクゴールド(K18PG)
フォルム:ウェーブ・V字
テクスチャ:鏡面仕上げ・ヘアライン・彫り
リング幅:左2.5mm / 右2.5mm
宝石:ダイヤモンド
ホームページで鶴の藤の花の彫りをご覧いただき
アトリエにお越しいただいたお二人。
実際に藤の花の彫りをいれた
サンプルリングをご覧いただいた際には
「可愛い」と女性が
目をキラキラされていたことを
よく覚えております。
お二人それぞれ
リングのデザインのイメージを
しっかりとお持ちで、
男性は全面艶々に磨き上げられたリング、
女性は藤の花の彫りとダイヤモンドを
あしらったデザインのリングがご希望でした。
お二人のイメージするデザインに合うものを
沢山ご試着いただき、
18MA-018のV字のフォルムを気に入ってくださいました。
中心が鋭角に下がるV字のリングは
シャープで貴賓があり、
すっきりとした印象になります。
また中心にくぼみがあることで
見る角度によって表情が変わり、
シンプルでありながらも
少しアクセントがあるのが特徴です。
男性はこのくぼみを生かし、
結婚指輪らしい全面鏡面仕上げでお仕立て。
お揃い感を大切にされていたお二人ですが、
「この艶だけは譲れない!」
とおっしゃっておりましたね。
女性は中心のくぼみ部分に
ダイヤモンドを5pcお留めしています。
中心のダイヤモンド1pcは大きなサイズで、
外に向かうにつれてグラデーションになるように
ダイヤモンドのサイズを調整しています。
一番外側にあるダイヤモンドと
藤の花の彫りとの堺に隙間ができないよう、
飾り玉で彫り詰めたのも
こだわりの1つでしたね!
飾り玉とは、
工具を使って丸く地金を掘り起こした
小さな丸状の飾りのことをいいます。
飾り玉が増えることにより、
ダイヤモンドをよりキラキラと
輝かせてくれます。
中心のダイヤモンドを包むように
”藤の花”の彫りを施しています。
藤の花は職人が手作業で
丁寧に彫り入れていますので、
とても細かく繊細で、温かみがあるのが特徴です。
藤の花言葉は
「優しさ」「忠実」「決して離れない」
結婚指輪として、
これから人生をともに過ごしていくお二人に
ぴったりな彫りの加工です。
ご納品時には、「想像以上です!」
というお言葉をいただきました。
こだわりのリングが形になったことが
こちらも大変嬉しく思います!
またメンテナンス等でいつでも
アトリエに遊びにいらしてくださいね。
鶴 大宮アトリエ
プランナー:小島
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