Case Study #543
『マットと星彫りを施したコンビの結婚指輪』
間もなくご入籍を控えた、
息がぴったりの仲良しなお二人。
鶴にご来店いただいた際は、
「気になっているデザインがあるんです」と
ホームページにある
18MA-001aの画像を見せてくださいました。
アトリエで実際にサンプルをご覧になると、
このデザインにしよう!と
すぐに決定しましたね。
一目惚れと仰っていたデザインで
何度も完成が楽しみだねと
お話しされていたお姿が
とても印象に残っています。
18MA-001aは
二色の地金を組み合わせることができる、
“コンビリング”のデザインです。
お二人は
真ん中の部分をプラチナで揃え、
外側の部分は
それぞれのお好みの色味を選ばれました。
プラチナの部分は、
マットの種類の一つである
“梨地細”という加工です。
落ち着きのある質感によって
すっきりとした涼しげな印象となりましたね。
“梨地細”は、
ガーネットの粒である金剛砂を
水と共にリング表面に流し当てることで
表面の艶を抑えています。
ひとつひとつ職人の手で加工を施し、
リングを通して手作りの
温もりを感じられるような
優しさを感じます。
そして、外側の色味は
男性はイエローゴールド、
女性はピンクゴールドに。
プラチナのマットと合わさり
二色の重なりが美しい仕上がりとなりました。
ベースとなる形は
「平打ち」と呼ばれる
リングの角を残した形状のフォルムです。
丸みを抑えることで
表面がフラットになり
すっきりとした印象で
身に着けることができます。
そして、女性は
リングの中央に星の形をした
飾り彫りを入れました。
こちらは「結婚指輪らしさ」を大切にした
お二人のこだわりのポイントでもあります。
彫りの柔らかな輝きが
リングのデザインをより引き立てますね。
そして、ご納品の日。
お二人のお手元でリングが輝き、
とてもお似合いでした。
仕上がりもとても喜んでくださり
私も嬉しく思っております。
いつでも笑顔いっぱいの仲良しなお二人。
これからも鶴で制作していただいた
お揃いの結婚指輪と共に、
笑顔の絶えない素敵な家庭を築いてくださいね。
お二人の末永い幸せを
心よりお祈りしております。
鶴 大宮アトリエ
プランナー:乾
1565