Case Study #781
『ダイヤモンドを5石留めたデザイン違いの結婚指輪』

結婚指輪:MA-012(アレンジ一覧)
素材:プラチナ
フォルム:ストレート
テクスチャ:鏡面仕上げ・梨地細・飾り彫り
リング幅:左 3.0mm / 右 2.5mm
宝石:ダイヤモンド
日本製の結婚指輪をお探しで
鶴にご来店くださいました。
様々なフォルムを試着しながら
お二人が気に入ってくださったのは、
リングの表と裏で
2つの質感を組み合わせることができる
ストレートのリングでした。
リングの表面には
斜めにエッジラインが入っており
そのエッジを境に
2つの質感を楽しめます。
お二人はこのリングの二面性を
“面白い”と気に入ってくださいましたね。

男性のリングは
3.0mmでお仕立て。
表は鏡面仕上げ、
裏は梨地細というマット加工を施しました。
鏡面仕上げはその名の通り
鏡のように反射するくらい
艶々に磨き上げた加工です。
鏡面の面には
”飾り彫り”という彫りを入れることで
星のようにキラッと輝く
アクセントになりました。
リングを回した裏面には
梨地細という鶴では深めのマット加工を施し、
2つの面にメリハリをつけています。
梨地細はガーネットという宝石の粒を
水で流し当てながら
リングの表面をあえて荒らすことで
このような質感を表現しています。
マットのアレンジボックスを見た瞬間から
梨地のさらっとした手触りと
ムラのないつるっとした見た目を
気に入ってくださいましたね。

女性のリングは
2.5mmでお仕立て。
男性と同じ3.0mmと悩まれていましたが
2.5mmのサンプルを試着した瞬間に
ぴたっとお手元に馴染み、
幅は2.5mmで即決でしたね!
表面の加工は表は鏡面仕上げ
裏は梨地細を施し、
お二人お揃いの加工でお仕立てしております。
女性は鏡面の面に
ダイヤモンドを5石お留めしております。
ダイヤモンドはアクセントになるよう
1石でお考えでしたが、
せっかくなので斜めのラインが生きるように
5石グラデーションでお留めしました。
グラデーションにすることで
斜めの細くなっているところまで
幅いっぱいにダイヤモンドを留めることができ、
指を華やかに包み込んでくれます。
ダイヤモンドを何石留めるかも、
お二人で相談し合いながら選ばれた
こだわりの1つでしたね!

リングの内側には
手打ち刻印でご入籍日をお入れしております。
手打ち刻印は
職人が1文字ずつ丁寧に打ち入れていきますので
同じ見え方になることはなく、
唯一無二なお二人だけのフォントです。
ご納品時には、
女性が”梨地”というワードを覚えていてくださり
リングを見ながら
「梨地だ〜」と嬉しそうなお顔をされていたことを
よく覚えております。
お揃いのデザインの中に、
お二人ならではこだわりを取り入れた
リングに仕上がりましたね!
メンテナンス等で、
またお会いできる日を楽しみにしております。
末永く、お幸せに!
鶴 大宮アトリエ
プランナー:小島
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