マリッジリングとは?|基礎知識・価格・人気デザインについて2024.07.25
一生を共にすると決めたお二人が身につけるマリッジリング。
今回は、そんなマリッジリングの歴史から価格、購入タイミングやデザインなどマリッジリングの様々な内容をご紹介できればと思います。
これからマリッジリングの購入を検討される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
1.マリッジリングとは
2.マリッジリングの購入タイミングについて
3.マリッジリングの一般的な価格について
4.マリッジリングのフォルムについて
5.鶴で人気なマリッジリングの紹介
6.まとめ
1.マリッジリングとは
マリッジリングとは結婚指輪のことを指します。一般的には、生涯を共にするお二人がどちらか片方ではなく、お二人ともで着用する指輪で、ご結婚の証として日常的に付けられる指輪です。
今では当たり前になっているマリッジリングですが、この文化の由来についてご存知でしょうか。今回は最も良く言われている説をご紹介いたします。
マリッジリングの歴史は9世紀まで遡ります。ローマ教皇ニコラウス一世がご自身の結婚式で、初めて指輪を結婚の証としてマリッジリングを贈ったと言われております。
1027年に書かれたミュールの書物では「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換している」と記録が残されています。13世紀にはヨーロッパで結婚をした際に指輪を交換することが一般的になり、今でもその風習は受け継がれています。
ここまでは海外での歴史でしたが、では日本のマリッジリングにはどのような歴史があるのでしょうか。
13世紀よりヨーロッパで主流となったマリッジリングですが、日本では鎖国の影響で指輪という宝飾品が中々入ってきませんでした。その為、当時は指輪をするという習慣や概念そのものがなかったと言われております。
日本でマリッジリングが普及し始めたのは鎖国が終わり、キリスト教式の結婚式が広まるようになった明治時代頃からです。その頃にはマリッジリングも一般的に認知され始めました。
その後、大正時代には指輪を身につけることが習慣化し、結婚式のスタイルに関わらず結婚する際の必須アイテムとして地位を確立しました。このような時代の流れでマリッジリングは現在のように身につけるようになりました。
2.マリッジリングの購入タイミングについて
現代では購入が一般的になったマリッジリングですがどのようなタイミングで購入するのでしょうか。
ゼクシィトレンド調査2023によりますと、マリッジリング購入のタイミングは以下の結果になりました。
結婚式の10ヶ月前に購入・・・9.7%
結婚式の8ヶ月前に購入・・・9.1%
結婚式の6ヶ月前に購入・・・8.3%
結婚式を挙げられない方については入籍前後や、プロポーズ後、ご両親へのご報告が終わってからご購入されるという方が多いようです。
3.マリッジリングの一般的な価格について
そんなマリッジリングですが、購入する際の一般的な価格はいくらになるのでしょうか。ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、平均的なマリッジリングの価格は男性女性合わせて28.1万円でした。
マリッジリングの価格を男女別にすると、男性が12.9万円、女性が15.1万円となっており、女性のリングについては、ダイヤなど宝石を付ける方もいらっしゃることから、男性よりも少し金額が高い傾向にあるようです。
また、既製品やセミオーダー、フルオーダーなど種類によっても金額が異なり、既製品31万4千円、セミオーダー30万5千円、フルオーダー35万円程が平均価格となります。(*首都圏の平均価格)
4.マリッジリングのフォルムについて
これまで、マリッジリングの歴史や価格についてご紹介して来ましたが、実際にマリッジリングのフォルムはどのようなものがあるのでしょうか。
私たち鶴が実際におつくりさせて頂いた結婚指輪の中から、いくつかご紹介させていただきます。
ストレート
シンプルでもありつつ王道なデザインのストレートのマリッジリング。男性でも女性でも場面や服装を問わず、また、年齢を重ねても飽きることなく、身につけることができます。
ウェーブ
ウェーブのリングは、「U字」「S字」「V字」などの形がありそれぞれに特徴があります。
◇U字
U字は、中心部分に窪みがあるためマリッジリングをつけている指がとても綺麗に見えることが特徴です。また、全体的に丸みがあり柔らかい印象のデザインです。
◇S字
S字のデザインは、全体的にウェーブかかったデザインとなります。また、付け根に沿って右上がりになっていることから水掻きが深い方や、そうでない方でも手全体がとても綺麗に見えることが特徴です。
◇V字
V字はU字同様中心部分がくぼんでいるようなデザインのマリッジリングです。U字よりもエッジが効いており、シャープな印象もあります。
また、中心がくぼんでいるからこそ、エンゲージリングとの重ね付けの相性もとてもいいデザインのマリッジリングです。
5.鶴で人気なマリッジリングの紹介
ここからは、鶴で人気なマリッジリングのデザインとおすすめのテクスチャについてご紹介をさせていただきます。
デザイン
まずはデザインからご紹介いたします。
◇ギメルリング
■デザインの詳細
2本のリングが絡み合い、決して離れることがないことから、お二人が家族になるという意味が込められたマリッジリングです。
1本1本それぞれに、お好みの素材やテクスチャをお入れすることが可能となっており、オーダーメイドならではのマリッジリングです。
◇U字カーブのコンビリング
■デザインの詳細
U字コンビは角がなく、丸みのある柔らかい印象のマリッジリングです。着物の重ね襟のようなラインがアクセントになっておりそのアクセント部分が右上がりで伸びていることから指をすっきりと綺麗に見せてくれるところもポイントです。
◇雲型
■デザインの詳細
ストレートの形がいいな、でも人と被らない要素が欲しいな、という方におすすめなのが、こちらの雲型のリングです。
一見ストレートのリングに見えるのですが、リング全体に若干の揺らぎがあり、雲のゆらゆらをイメージしてお作りしているようなデザインです。
また、全体的に丸みのあるデザインですので指に着けていただいた時の着け心地がとても良いのも特徴です。
テクスチャ
次に、鶴こだわりのテクスチャについて、豊富なテクスチャの中から人気の加工をご紹介いたします。
◇錆
■デザインの詳細
金槌の先端を敢えて錆させて、何度も押し当てるようにして作るマット加工で、和紙のような見え方をしています。
その時の金槌の錆具合で生まれる表情が異なるため、1点ものの特別感がとても魅力的なマットです。
◇木の彫り
■デザイン詳細
木の幹をイメージして作られた彫りの加工で、その1本1本の線を職人がその都度施すため、手作業特有の温かみも感じられます。
また、真っ直ぐに線が入っているわけではなく、揺らぎがあるので手に馴染みやすいデザインです。
◇飾り彫り
■デザインの詳細
シンプルにしたいけどワンポイント何か欲しいという方におすすめなのがこちらの飾り彫りです。
お石ではなく、星型の彫りをお入れすることによって他とは被らないマリッジリングになるのではないでしょうか。
この他にも様々なバリエーションの鶴こだわりのテクスチャをご用意しております。こちらでも紹介しておりますので、併せてご参考いただければと思います。
■鶴のテクスチャについて
6.まとめ
ここまで、マリッジリングの歴史からデザインにわたり様々なことをご紹介させていただきました。
鶴では、お二人らしさを大切に、お二人のご納得のいくマリッジリング制作のお手伝いをさせていただきたいと考えています。
“どのようなデザインがあるのか知りたい”
“とりあえず見学をしてみたい”
“相談だけしたいな”
という方でもお気軽にアトリエにお越しいただければと思います!