Case Study #743
『ピンクサファイアを留めた婚約指輪』

プロポーズに向けて
婚約指輪に留めるダイヤモンドの準備のため、
アトリエにお越しいただいた男性。
「ダイヤモンドプロポーズ」では
プロポーズの際にご用意したダイヤモンドを
セッティングして
婚約指輪を制作することができます。
プロポーズを終えた後、
お二人でデザインを選ぶ時間も思い出に残せる
人気のプロポーズ方法です。
その後男性から
「おかげさまでプロポーズを受け入れて貰えました!」と
ご連絡をいただいたときは
嬉しく思ったのを覚えています。
後日改めてお二人にご来店いただき、
婚約指輪のデザインを考えていただくことに。

お二人が選んだデザインはEN-026。
シンプルなデザインとも悩まれていましたが、
一生に一度の大切な婚約指輪だからこそ
華やかなEN-026を選びました。
正面に連なる宝石が一際目を惹きますが、
手のひら側にはミルグレインと呼ばれる
粒の装飾を施し、
どこから見ても煌びやかなデザインです。
ラテン語で「千の粒」を表すミルグレインは、
永遠の愛の象徴とも言われています。
連なる粒は、
まるで小さなダイヤモンドが留まっているように
キラキラと繊細に輝きます。

お二人がベースの色として選ばれたのは、
ピンクゴールドでした。
リングの正面には大切なダイヤモンドを。
そしてダイヤモンドの両サイドには、
ピンクサファイアを留めています。
鮮やかなピンクサファイアが
温かみのあるピンクゴールドと相まって
華やかさを引き立てますね。
小さな爪でダイヤモンドや
ピンクサファイアを留めることで、
様々な方向から光をたくさん取り込みます。
光の反射で強く輝くだけでなく、
横から眺めたときも
石の輝きを楽しめる
特別感のある仕上がりとなりました。

ご納品の際は、
男性が女性の手を取り
完成したリングを着ける姿がとても素敵で、
こちらも幸せな気持ちになりました。
リングを手元に輝かせながら
ご入籍日が決まったことを
お話ししてくださったお二人。
婚約指輪の制作を通し
大切な門出に関わらせていただけたことを
心より光栄に思います。
これからも大切な婚約指輪とともに、
素敵な日々をお過ごしくださいませ。
どうぞ末永くお幸せに。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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