Case Study #54
平打ちをベースにしたおふたりの結婚指輪。
平打ちとは、指輪の断面が四角い
すっきりとした印象の指輪の形のことです。
おふたりが選ばれたのは
そんな平打ちの形にテクスチャーを施したデザインでした。
男性の指輪にはホワイトゴールドを使用しました。
プラチナよりも地肌に馴染みやすい
トーンの落ち着いた色味が特徴です。
平打ちに1本1本職人の手作業による
タガネ彫りを3分の1に施し、
残りの部分は鏡面に磨きあげました。
女性の指輪はイエローゴールドを使用しました。
地肌に馴染みながらも手元で明るく
輝いてくれるのが特徴の地金です。
男性と同じく平打ちのデザインにタガネ彫りを。
そして鏡面に磨きあげた部分には
ダイヤモンドを15石セッティングしました。
半周近く留まったダイヤモンドは
タガネ彫りと合わさることで
日常使いしやすいカジュアルな印象にもなります。
そしておふたりの指輪は内側を少し丸くすることによって
圧迫感を軽減してくれる内甲丸の加工で
着け心地にもこだわりました。
また、指輪は身につけていくことで
傷がつき光沢の部分が曇ってきたりと
経年変化を起こします。
その変化も含めて末永く楽しんでいただけると嬉しいです!
もちろん、納品時の状態に近づけたい時には
いつでもご相談くださいね。
オーダーメイドジュエリーブランド
鶴 mikoto(ミコト)東京 代官山
結婚指輪:18MA-009(アレンジ)
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