婚約指輪ができるまでの流れや期間について2024.12.17
婚約の証としてパートナーに贈る婚約指輪。プロポーズの際に贈る方、結婚が決まった後におふたりで選ぶ方など用意するタイミングは様々ですが、必要な日が決まっている場合は間に合うよう準備を進めたいですよね。
しかし、婚約指輪は何度も購入するものではないため、できるまでの流れや制作にかかる期間がどれくらいか知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、オーダーしてから婚約指輪ができるまでの流れと期間について、ご紹介しようと思います。
1.婚約指輪ができるまで
婚約指輪は主に「既製品」「オーダーメイド」の二種類があり、できるまでの流れが異なります。それぞれの違いについてご説明いたします。
①既製品
既製品は、複数のブランドを取り扱うセレクトショップと自社ブランドのみを取り扱うショップがあります。
どちらも決まったデザインの中から選ぶため、デザインの自由度はあまり高くありませんが、好み(シンプル、華やかなど)、着用シーン(普段使い、特別な日のみなど)などの要望がある方は、ショップスタッフに伝えて相談するのがおすすめです。
おふたりで来店しているなら実際に試着もできるため、よりイメージに合った指輪を見つけられるかと思います。
石や刻印などオプションを追加することで、より特別な婚約指輪に仕上がると思いますので、気になる方はどんなカスタマイズができるか事前に調べてみてくださいね。
また、指輪のサイズも大事なポイントの一つです。サプライズなら事前にサイズを確認しておくと安心ですが、一緒に来店している場合は、その場で計測してもらいましょう。
ブランドによっては、店頭に在庫があれば最短で即日受け取りが可能です。しかし、希望のデザイン・サイズの在庫がなければ2週間〜1ヶ月ほど、オプションを依頼すると1〜2ヶ月ほどかかる場合がほとんどのため、注意が必要です。
余裕を持って受け取りたい方は、必要な日の約3ヶ月前にオーダーすると安心でしょう。
②オーダーメイド
オーダーメイドは「セミオーダー」と「フルオーダー」の二種類があります。
セミオーダーは、サンプルリングを参考に形・素材・加工・石などを好きなように組み合わせて、デザインを決めていきます。アレンジ内容はブランドによって異なりますが、既製品よりも細かい部分まで決められることがほとんどです。
フルオーダーの場合は、既存のデザインにとらわれず、世界でただ一つの指輪をゼロから形にすることができます。もし、具体的なイメージがある場合は、好みやこだわりをより正確に伝えるためにも、参考となる写真やイラストを持参すると良いでしょう。
また、既製品はサイズ展開が少ないこと(1号刻み、平均に近い号数のみなど)もありますが、オーダーメイドは幅広い展開(0.5号刻み、1号〜30号など)のブランドが多く、微調整をしてもらえることもあります。
デザイン決定後、正式にオーダーするといよいよ制作が始まりますが、オーダー内容に応じて一点ずつ制作するため、既製品よりも完成までに時間を要します。
セミオーダーは最低でも1〜2ヶ月ほどのブランドが多く、デザイン次第で3〜4ヶ月ほどかかることも。フルオーダーはゼロから形を作る分、より制作期間が長く、最低でも3ヶ月ほどかかるケースがほとんどです。
また、試作の有無やデザインの複雑さによっても納期は変動し、半年以上要する場合もあります。試作制作の可否や制作費用(無料/有料)はブランドによって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
そのため、遅くとも手元に欲しい日の半年以上前にはオーダーできるよう、準備するのがおすすめです。
2.鶴でオーダーいただいた場合
私たち鶴では既製品ではなく、お客様のご要望に合わせて1つ1つ職人が手仕事でつくるオーダーメイドの婚約指輪を提供しています。
ここでは、鶴のオーダーメイドの婚約指輪ができるまでの流れをご紹介いたします。
鶴では、デザインの参考となるサンプルリングを試着していただいたり、ご要望を伺いながらイメージを擦り合わせることで、お客様のつくりたいデザインを具現化していきます。
また、デザインだけでなく、中央に留めるダイヤモンドもお好みのグレードをお選びいただくことが可能です。
■ダイヤモンドのグレードについて
セミオーダーは、サンプルをベースに素材、形、加工、刻印、石の種類を細かく決めることができ、アレンジの幅は多岐に渡ります。
一方フルオーダーは、サンプルにないデザインをゼロからつくりあげていきます。もちろんサンプルを参考にすることも可能ですし、お好みやこだわりを伺いながら、おふたりらしいデザインになるようプランナーがお手伝いさせていただきますので、ご安心くださいね。
ご希望のイメージが既に固まっている場合は、参考のお写真やイラスト等をご持参いただけますと幸いです。セミオーダー・フルオーダーに関わらず、試作リングも制作できますので、仕上がりがご不安な方はお気軽にご相談いただければと思います。
デザインや試作の有無によって納期は異なりますが、セミオーダーは2〜4ヶ月ほど、フルオーダーは4〜8ヶ月ほど、お時間を頂戴しています。
おふたりの大切な婚約指輪を日本製にこだわり、自社職人が1つ1つ大切におつくりしています。
■鶴のオーダーメイドについて
3.時間が無い方におすすめのダイヤモンドプロポーズ
鶴ではプロポーズまで時間が無い方やパートナーのサイズや好みが分からない方におすすめな、ダイヤモンドプロポーズをご用意しています。
ダイヤモンドプロポーズは、婚約指輪に留めるダイヤモンドのみを先にご購入いただき、プロポーズを行った後日、おふたりで指輪のデザインを一緒にお考えいただくことも可能です。
ダイヤモンドは当日お持ち帰り可能なものもご用意している他、ダイヤモンドと一緒にご購入いただけるプロポーズリングもございますので、プロポーズまであまり時間がないけど指輪も渡したいという方にはおすすめです。
■ダイヤモンドプロポーズについて
4.まとめ
今回は、婚約指輪ができるまでの流れや制作期間についてお話ししました。一生に一度の大切な婚約指輪だからこそ、妥協することなく選びたい方が多いことと思います。
相手を想うこだわりぬいた婚約指輪を選ぶためにも、余裕をもって準備を進められると良いと思います。
鶴では「おふたりらしい」「おふたりだけの」婚約指輪をおつくりできるよう最大限のお手伝いをさせていただきますので、ご興味がございましたらぜひお気軽にアトリエまでお越しくださいね!