プロポーズのタイミングで相手へ贈られる婚約指輪と、入籍日や結婚式等を機に夫婦の証としてペアで身につけることの多い結婚指輪。
 
一般的には別々で購入するイメージがあるかと思いますが、近年では結婚指輪と婚約指輪を同時に購入される方も増えてきています。
 
今回は、結婚指輪と婚約指輪を同時に買う場合のメリットとデメリットをご紹介します。後半では、重ね着けにおすすめのデザインもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 

 
 

1.結婚指輪と婚約指輪を同時に買うメリット

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買うメリットは意外と多くあります。ここでは、デザイン選びや時間節約の観点からメリットを4つご紹介します。
 

デザインをおふたりで選べる

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買う方の多くは、おふたりで一緒にご来店されます。もちろんサプライズで婚約指輪をプレゼントするのも素敵ですが、一生物だからこそ、お相手様が心から気に入ったデザインを選べるというのも大きな魅力の1つですよね。
 

 
とはいえ、「やはりプロポーズはサプライズで行いたい！」という方には、ダイヤモンドプロポーズやプロポーズリングがおすすめです。
 
■ダイヤモンドプロポーズの詳細
 
また、普段から指輪を身につける機会の少ない男性の中には、指輪選びに消極的な方もいらっしゃいます。
 
ご自身も身につける結婚指輪を同時に選ぶことで、婚約指輪にも興味を持ってデザイン選びを一緒に楽しむことができるかもしれません。
 
 

重ね着けの相性を確認できる

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買う場合、重ね着けの相性を事前に確認できるというメリットもあります。
 
婚約指輪は一般的に婚約期間に着けるものというイメージがある方も多いかと思いますが、実際には明確な決まりはなく、周囲の方の結婚式やパーティ、お出かけの際など、基本的に入籍後もいつ身につけていただいても問題ありません。
 
そのため、既にお持ちの婚約指輪との重ね着けを考慮して結婚指輪を選ばれる方も多いのですが、重ね着けのフィット感を重視すると選べるデザインが制限されてしまうこともあります。
 

 
しかし、結婚指輪と婚約指輪を同時に買うことで、事前に相性を確認することができ、どちらのリングも妥協することなくデザインをお選びいただけると思います。
 
 

ジュエリーショップへ行く回数を減らせる

 
ジュエリーショップへ結婚指輪の下見に行く軒数は、平均約3軒と言われています。
 
結婚指輪と婚約指輪を別々のタイミングで購入する場合、何度もジュエリーショップに足を運ばなければならず、おふたりにとって負担になってしまうことが少なくありません。
 
特に挙式前は意外と準備事項が多く、忙しくなってしまいがちです。
 

 
一方で結婚指輪と婚約指輪を同時に買う場合には、ブランドさえ決まればオーダーや受け取りは一度で済むため、ジュエリーショップへ通う回数を減らすことができます。
 
 

手元に届くまでの時間を節約できる

 
結婚指輪や婚約指輪の購入は思いの外時間がかかるものです。購入方法は大きく分けて既製品、セミオーダー、フルオーダーの３つがあり、それぞれの購入方法によって納期が異なります。
 
最短納期となる既製品の購入の場合も当日持ち帰れることは珍しく、お取り寄せ、サイズ直し、刻印等により、2週間〜1ヶ月ほどかかる場合もあります。
 
セミオーダーの場合は、2ヶ月〜4ヶ月程度、フルオーダーでは4ヶ月〜8ヶ月程度の納期が目安となります。
 

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買う場合、別々に購入する場合と比較して、手元に届くまでの時間が半分になるため、プロポーズから入籍までの期間が短い方や、結婚指輪も早めに手元に欲しいという方も安心です。
 
 

2.結婚指輪と婚約指輪を同時に買うデメリット

 
ここまで結婚指輪と婚約指輪を同時に買うメリットについてご紹介してきましたが、同時購入にはいくつかのデメリットもあります。
 

1回の支払額が大きくなってしまう

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買うと、1回の支払額が大きくなってしまうため、想像よりも高額になってしまったということがあります。
 
同時購入をお考えの方は、総額の目安や対応しているお支払い方法を事前に確認しておくと安心です。
 
 

デザインを決めるのに時間がかかる場合がある

 
結婚指輪や婚約指輪はおふたりにとって一生物の特別なジュエリーになりますので、デザイン選びに時間がかかってしまうことも少なくありません。
 
前章では来店回数を減らせることをメリットとして挙げましたが、一方で少ない来店回数の中で3本の指輪のデザインを選ぶのは意外と大変です。
 
そのため結婚指輪と婚約指輪を同時に買うことを希望する場合、おふたりの中である程度イメージを固めてから、ジュエリーショップへ足を運ぶことをおすすめします。
 

 
これらのデメリットもふまえた上で、結婚指輪と婚約指輪を同時に買うことを検討してみてくださいね。
 
 

3.重ね着けにおすすめのデザイン紹介

 
結婚指輪と婚約指輪を同時に買う大きなメリットの1つに、購入時に重ね着けの相性を確認できることがありました。では、重ね付けの相性のよいものとはどのようなデザインでしょうか。
 
ここでは、私たち鶴の制作事例の中から、結婚指輪と婚約指輪を同時にご購入いただいたお客様を例に挙げて、重ね着けにおすすめのデザインをご紹介します。
 
 

シンプルなストレートのフォルムの組み合わせ

 

■結婚指輪のデザイン詳細
■婚約指輪のデザイン詳細
 
どちらもストレートのフォルムで揃えることで、重ね着けした際のフィット感が抜群な組み合わせです。
 
婚約指輪は王道のソリテール。リングの腕にはエッジをきかせることで、2本重ねた際にもボリュームが出過ぎず、上品な印象になります。
 
結婚指輪にはミルグレインという丸い粒の装飾を施すことで、繊細で整った印象を与えます。
 
 

U字の緩やかなカーブにマッチした組み合わせ

 

■結婚指輪のデザイン詳細
■婚約指輪のデザイン詳細
 
U字の結婚指輪に緩やかなV字の婚約指輪を重ねた組み合わせです。
 
リングの腕に乗るようにダイヤモンドが留められたデザインは、ダイヤモンドが結婚指輪にかかることがないため、結婚指輪との重ね着けにも相性が抜群です。
 
中心が弛むように緩やかなカーブを描く結婚指輪が、凛としたダイヤモンドの存在感を引き立てます。
 
 

繊細なミルグレインを施した統一感のある組み合わせ

 

■結婚指輪のデザイン詳細
■婚約指輪のデザイン詳細
 
職人が1粒ずつ手作業で施す繊細なミルグレインをふんだんに使用した、デザイン性の高い婚約指輪に、同じくミルグレインを上下に2周施した結婚指輪を重ねた統一感のある組み合わせです。
 
中心が細くなっている結婚指輪は、婚約指輪の真ん中のダイヤモンドを受け止めるようにフィットするため、重ね着けにもおすすめです。
 
 

4.まとめ

 
今回は結婚指輪と婚約指輪を同時に買う場合のメリットとデメリット、そして鶴のお客様の制作実績で重ね着けにおすすめのデザインをご紹介しました。
 

 
メリットやデメリットを比較して、おふたりにとってベストな購入タイミングを検討してみてくださいね。
 

 
鶴ではいつでも無料でお打ち合わせを承っておりますので、是非ご自身のお手元で実際に着け心地や重ね着けの相性もお試しいただければと思います。