アンティーク調な結婚指輪の魅力とデザイン紹介2026.09.25

結婚指輪と聞いて、ピカピカに磨いたプラチナのストレートリングを思い浮かべる方も多いと思います。
最近ではシンプルなものはもちろん、結婚指輪にカジュアルさやおしゃれさを求める方も多く、日常に馴染む落ち着いた雰囲気がお好みの方に選ばれているのが、アンティーク調の結婚指輪です。
今回は、アンティーク調のテクスチャやデザインについてご紹介いたします。アンティーク調の結婚指輪をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.アンティーク調の結婚指輪とは
「アンティーク」とはフランス語で、希少価値のある骨董品や古美術品全般のことを指し、製造から100年以上経ったものとされています。
特に機械で作られた大量生産のものよりも、職人の手によってひとつひとつ手作業で作られたものに対して用いられることが多い言葉です。
そのアンティークを風合いを再現したものを「アンティーク調」と呼び、長い年月を経たような、風合いを感じられる結婚指輪に仕立てます。ヴィンテージ感やクラシカルな雰囲気を再現しています。

肌にも馴染みやすく、落ち着いた雰囲気になるため結婚指輪の存在感をおさえたいという方にもおすすめです。
作りたての結婚指輪でも、アンティーク調のテクスチャを入れたり地金を選ぶことで、お好みの印象でお仕立てすることが可能です。
2.アンティーク調の結婚指輪テクスチャのご紹介
結婚指輪にお入れできるアンティーク調のテクスチャについて、ご紹介させていただきます。
ミルグレイン
アンティークジュエリーに多く用いられている装飾です。ラテン語やフランス語で「千の粒」の意味合いを持ち、永遠や長寿などの言葉を連想させる縁起のいい意味合いが込められています。
ミルグレインは、職人が一粒一粒手作業で施しているため手作りの温かみも感じていただける加工になっております。

錆(さび)
あえて錆させた金槌を何度も押し当てるように、金槌の表面を転写させたマット加工です。長年使い込んだような表情からアンティークさを感じていただけます。
金槌の錆具合はその都度変わるため、同じ表情のものはない世界で一つの指輪になります。マット加工の中でも、柔らかい印象で和紙を貼り付けたような和の雰囲気も感じていただける加工です。

鎚目(粗面)
あえて金槌の表面を荒らした金槌で叩くことで、落ち着いたマットのような表情になります。また、1つ1つの面が小さいため、穏やかな柔らかい表情も感じていただけます。

ヤスリ打ち
ヤスリは本来削るための工具ですが、あえて叩くことで遊び心のある加工になっております。ヤスリ打ちにしか出せない光沢感があり、長年使い込んだような落ち着いた質感になります。
また、均一すぎない凹凸のためオーダーメイドの手作り感も感じていただける加工です。

3.アンティーク調の地金のご紹介
アンティーク調の指輪だと、ゴールドの色味を想像する方が多いと思います。日本では、プラチナが結婚指輪の主流の色味ですが、海外ではゴールドやホワイトゴールドが主流の色味です。

日本でも最近では、普段お使いになるフッションリングのお色味と合わせることで、普段使いしやすくアンティークな落ち着いた印象になることから、結婚指輪でゴールドのお色味を選ばれる方も多くなっています。
イエローゴールド
ゴールドの中でも王道のカラーです。ゴールドと聞いてこの色を思い浮かべる方も多いと思います。温かみがあり、肌馴染みがいいことからアンティーク調の結婚指輪がお好みの方におすすめのお色味です。

ゴールドの色味にマット加工などのテクスチャを施すことで、よりアンティーク調に演出できます。
ホワイトゴールド
プラチナに近い色味ですが、ゴールドのような肌馴染みがあり落ち着いた雰囲気を感じていただけます。ゴールドが強すぎないため、アンティーク調にしたいけど結婚指輪らしさも残したいという方にもおすすめです。

ホワイトゴールドは少し聞き馴染みがないと感じる方もいるため、オリジナル感やオーダーメイド感を出したいという方におすすめです。イエローゴールドとは違った、アンティーク調の結婚指輪になりますね。

鶴ではホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールド・プラチナの4種類をご用意しております。フォルムだけではなく、お二人にあった地金のお色味を探してみてくださいね。
4.アンティーク調の結婚指輪のデザイン紹介
ここからは、実績にお任せいただいたアンティークな結婚指輪のデザインをいくつかご紹介させていただきます。おふたりの大切な結婚指輪選びの参考に、ぜひしてみてくださいね。
ミルグレイン
こちらのリングは、上下の輪郭を縁取るようにミルグレインが施されています。ミルグレインを施すことで、洗練された整った印象になりますね。また、表面の加工を“錆”にすることでクラフト感を感じていただけます。
女性のリングには、ダイヤモンドをお留めすることで、ミルグレインの繊細な印象と相まってラグジュアリーで上品な印象になりますね。お色味はイエローゴールドにすることで、温かみやアンティークさを感じていただけます。

■Case Study #735
ヤスリ打ち
こちらのリングは、ストレートのリングに表と裏で二種類のテクスチャをお選びいただけます。また、リング全体にデザインが入っているため、表裏で気分やシーンに合わせてリバーシブルでお使いいただけるのも魅力ですね。
表にヤスリ打ち、裏は艶々に磨く鏡面仕上げでお仕立てすることで結婚指輪らしさを残しつつ、マット加工をお入れすることでオーダーメイド感やお二人らしさを感じていただけます。
ヤスリ打ちにしか出せない、光沢感がありシンプルながらもアンティーク要素のある結婚指輪ですね。表面は、着用する中で表情が落ち着いていくため皮小物のような表情の変化も楽しんでいただけます。

■Case Study #882
錆鎚目
こちらのリングは、あえて表面を錆させた金槌で一面一面叩きながら錆の凹凸を施していきます。金槌の錆具合は、その都度変わるため全く同じ表情のリングはない一点もののリングに仕上がります。
一面一面が大きいため、大胆な表情が魅力の加工です。リングのフォルムは、“平打ち”という角が四角いフォルムに施すことですっきりとしたシャープな印象に。
あえて錆させた金槌でつけた凹凸は、石畳のような自然な風合いからアンティークな風合いも感じていただけます

■Case Study #890
タガネ彫り
タガネで深く彫りを入れた「タガネ彫り」の加工。彫りを入れた部分の地金がきらきらと、まるで金貨のように強く輝きます。
存在感のある深めの彫りによって、どちらの色味もアンティークらしさのあるカジュアルな印象です。

■Case Study #158
鎚目
職人が一面一面打ち出して作る鎚目の加工。荒らした金槌で指輪の表面を叩くことで、マットの質感を出しています。マット加工の鎚目は、光沢と比べ優しい印象になります。
ランダムに打ち付けられた面と、光沢を抑えたマットの加工が合わさりアンティークな雰囲気です。

■Case Study #264
4.まとめ
今回は、アンティーク調の結婚指輪についてご紹介いたしました。指輪の表面にマット加工などのテクスチャを施すことで、長年使い込んだようなアンティーク調の結婚指輪になりますね。

鶴では、約40種類のテクスチャを豊富にご用意しております。指輪に施すテクスチャは機械ではなく、全て職人が一点一点手作業で丁寧に施しているため、手作りならではの温かみを感じていただけます。

また、テクスチャなどによって肌馴染みや印象が変わるため、気になるテクスチャが見つかりましたら実際にアトリエで試着してみてくださいね。
お二人のライフスタイルにあった、長く身につけられる結婚指輪探しのお手伝いをできますと幸いです。お近くのアトリエでみなさまのご来店をお待ちしております!