婚約指輪のダイヤモンド|「クラリティ」の選び方やポイントについて2020.02.19
目次
婚約指輪のダイヤモンドの4Cの1つである「クラリティ」についてご紹介します。
1,婚約指輪のダイヤモンドの「クラリティ」とは
婚約指輪で使用するダイヤモンドの「クラリティ」とは「透明度」のことです。ダイヤモンドは基本的に透き通った透明感が特徴ですが、実際の透明度は8つのグレードに分かれています。それぞれの詳細についてご紹介してきます。
2,クラリティのグレードについて
クラリティのグレードについて紹介していきますので、特徴を比較していただき、ダイヤモンド選びの参考にしてみてください。
①FL(フローレス)
クラリティの中でも最も希少価値の高い最高品質のダイヤモンドです。一般的なジュエリーショップでも取り扱いは少なく、流通量も極めて少ないです。
②IF(インターナリーフローレス)
鑑定士が専門的な技術を駆使してもなお欠点を確認することが難しいダイヤモンドです。こちらも流通量が少なく、非常に希少性が高いダイヤモンドになります。
③VVS1(ブイブイエスワン)
鑑定士によって「ほんのわずかな内包物」が確認されるダイヤモンドです。ごく微細な内包物ですので、インターナリーフローレスに次いで、透明度の高い高品質なダイヤモンドといえます。
④VVS2(ブイブイエスツー)
10倍に拡大しても内包物を判別するのが難しいダイヤモンドで、VVS1との差も僅かなため、品質や希少性も十分高いダイヤモンドになります。
⑤VS1(ブイエスワン)
ごく微細でわずかな内包物が確認されるダイヤモンドですが、透明度も高く、肉眼ではVVSクラスとの差はほとんどわかりません。
⑥VS2(ブイエスツー)
拡大すると内包物が確認できるダイヤモンドです。クラリティ全体でみると、グレードは低い方ですが、その差は肉眼ではわからない程度ですので申し分ありません。
⑦SI1(エスアイワン)
ダイヤモンドを拡大した際に、見逃すことなく判別できるほどの内包物があります。
⑧SI2(エスアイツー)
他のグレードと比較すると、容易に内包物が確認でき、内包物が大きかったり、数が多かったりするため、比較的安価な価格設定がされています。
3,ダイヤモンドの「クラリティ」を選ぶポイント
婚約指輪のダイヤモンドの「クラリティ」をどのように選ぶか悩まれる方も多いと思います。ぜひ参考にしていただければと思います。
①他のグレードとのバランスを考える
婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ場合は、他の4Cとのバランスを考えることをおすすめします。
「クラリティを重視してダイヤモンドを選ぶのか」また、「カラット(大きさ)を重視して選ぶのか」で選び方も変わってきます。よって、重視するポイントを決めて、予算とのバランスをみながら選ぶのが良いと思います。
②指輪の素材とのバランスをみて選ぶ
クラリティは「婚約指輪の素材」とのバランスをみて選ぶのもおすすめです。
私たちの婚約指輪のオーダーメイドでは、素材を「プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド」の4つからお選びいただけます。
ダイヤモンドだけで見る場合と、実際に枠に留めて見る場合とでは雰囲気がかわってきます。また、婚約指輪の素材によっても雰囲気は変わってきます。よって、ご希望の素材とのバランスをみながら、クラリティを選ぶことをおすすめします。
*ダイヤモンドの選び方についてこちらの記事もご参考ください。
4,ダイヤモンドは実際に見て選ぶのがおすすめ
婚約指輪のダイヤモンドを選ぶにあたり、「クラリティ」が気になっている方は少なくありません。また、その他4Cについても不明点が多く、不安な方も多いと思います。
そういった方には、ぜひオーダーメイドで婚約指輪をつくることをおすすめいたします。私たちのオーダーメイドでは、ダイヤモンドを実際に自分で確認しながらグレードをお選びいただくことができますし、ご要望を伺いながら、デザインとの最適なバランスをご提案させていただきます。
もちろん、その他不明点についても細かく説明させていただきますので、ご安心してお選びいただけると思います。
パートナーに贈る最高の婚約指輪つくりを、ぜひ私たちにお手伝いさせていただると嬉しいです。