Case Study #480
『マット加工を施したU字フォルムの結婚指輪』
結婚指輪:18MA-017(アレンジ一覧)
素材:プラチナ(Pt900)
フォルム:ウェーブ(カーブ)・U字
テクスチャ:梨地粗艶出し・鏡面仕上げ
リング幅:左2.5mm / 右2.5mm
結婚指輪のご相談のため
アトリエにご来店いただいたお二人。
理想のデザインをイメージされながら
お好みにぴったりと合うものを
探されていましたね。
お二人の持たれていた
結婚指輪のイメージは
緩やかにカーブの入ったデザインでした。
強くカーブの入ったものではなく
自然な動きを感じられる
フォルムをご希望でしたね。
そんなお二人が
お揃いで選んだデザインは
18MA-017。
ナチュラルに入った
なだらかなカーブラインが
特徴的なデザインです。
お二人はよりお手元に馴染むようにと、
コレクションとしてご用意している
リングの幅よりも細くした2.5mmに。
ボリュームのあるU字カーブも
幅を細くすることで
すっきりと着用することができますね。
表面加工はマットの
”梨地粗艶出し”を選ばれました。
ガーネットの粒と水を流し当て
表面を荒らすことで
深みのある質感を生み出す
”梨地”加工。
さらにその上から磨いて
艶を出したのが
”梨地粗艶出し”です。
ご来店される前から
鶴のホームページでたくさんデザインを
見てくださっていたという女性。
来店前に気になっていたデザインは
艶をしっかりと抑えた
梨地とのことでしたが、
実際に試着すると
梨地粗艶出しの上品さと
柔らかさを気に入ってくださいました。
見る角度によって艶めき方が変わる
落ち着きのある質感で、
粒一つ一つがきらきらとする様子は
優しげな印象を持ちますね。
そして、側面はあえてマットを入れずに
艶々に磨いた鏡面仕上げにしました。
落ち着きのある梨地粗艶出しと
きらりと輝く鏡面仕上げ。
対照的な質感だからこそ
お互いがお互いを引き立てます。
リングの側面と表面が
くっきりと分かれ
メリハリのある仕上がりとなりました。
リングに入った
緩やかなカーブの輪郭がより際立ちますね。
ご納品の後には
”今まで指輪をしてこなかったので
まだ馴染んでいませんが、
とても嬉しいです”
と素敵なメッセージをいただきました。
これから指輪と共に過ごす時間の中で
段々とお二人のお手元に
馴染んでいくのが楽しみですね。
これら先もずっと
指輪と共にお二人で
たくさんの時間を過ごすことができますように。
末永い幸せを心よりお祈りしております。
鶴 銀座アトリエ
プランナー:乾
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