お手伝いさせて頂いたお客様との指輪が完成するまでのストーリーをご紹介いたします。
オーダーメイド婚約指輪の原型制作
オーダーメイド婚約指輪の金型制作(取り巻きエンゲージリング)
オーダーメイドの婚約指輪の金型制作です。今回は、取り巻きデザインのエンゲージリングの紹介です。
2mmのシルバー板材にリング内側の円を描きます。
糸ノコで切り抜きます。
ヤスリで整えてリング外側のデザインをケガキます。
糸ノコでカットしヤスリで整えます。
石座の取り巻き部を制作します。厚さ2mmのシルバー板材に描きます。
中心に穴を開け、糸ノコで切り抜きます。
内側の穴をヤスリで整え、さらに約15°の角度でテーパーをつけます。この角度が後の爪の角度になります。
外側も切り抜き、ヤスリをかけます。
石座の下部を制作します。1.5mmのシルバー板材に描きます。
糸ノコで切り抜きます。
三角形のヤスリで折り目の溝をつくります。
溝に沿って折り曲げます。
ここで石座下部がリングに入らないという事態に遭遇しました。
そこで石座下部を一回り小さいものに作り直します。
今度はしっかりはまりました。
オーダーメイドでは、このように1つ1つゴム型の原型を作りながら、お客様の要望に合わせて指輪を制作していきます。
続きは次回。
オーダーメイドジュエリーブランドMIKOTO(ミコト)東京