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オーダーメイドジュエリーの制作(ロウ付け編) | オーダーメイドブランド 鶴 (mikoto)

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オーダーメイドジュエリーの制作(ロウ付け編)

オーダーメイドジュエリーの制作(ロウ付け編)

 

結婚指輪製作 ロウ付け1

今日はオーダーメイドジュエリーのろう付けについて紹介します。ロウ付けとは、結婚指輪・婚約指輪をつくる際、棒状の地金を丸めた際の接合のことをいいます。写真の一般的なガスバーナーで、通称「ブローパイプ」といいます。ブローパイプには2本の管が繋がっており、オレンジ色はプロパンガス、白色は空気がそれぞれ送られます。このガスと空気の流量を調整して最適な炎をつくります。

地金を切断し丸めた状態の写真です。

結婚指輪製作 ロウ付け2

切断された断面を隙間なく合わせます。

結婚指輪製作 ロウ付け3

隙間が大きいと綺麗なロウ付けができないので注意します。

結婚指輪製作 ロウ付け4

合わせた断面に、フラックスという液体を塗ります。

結婚指輪製作 ロウ付け5

フラックスは、硼砂を水で溶いたものです。硼砂は酸素を吸着する性質があります。シルバーやゴールドは高温になると、大気中の酸素と反応してしまい、表面が黒くなってしまいます。これを酸化といいます。酸化した表面は強力な膜となって、金属と金属が接合するのを妨げてしまいます。
この酸化を防止するのがフラックスです。

結婚指輪製作 ロウ付け6

次に、適当な大きさのロウを接合部に覆い被さるように配置します。

結婚指輪製作 ロウ付け7

ロウは通常、薄い板状で市販されています。これを0.5~1.0mmの大きさに切り出して使用します。
ここで使用するロウは、約800度で溶けます。対して指輪のほうは約900度で溶けます。

結婚指輪製作 ロウ付け8

その後、バーナーに火をつけ、ロウ付けを開始します。バーナーで指輪を800度以上900度未満まで加熱し、溶けたロウを指輪の隙間に流し込むという作業を行います。

ロウ付け後の指輪ですロウが溶けて接合されているのがわかります。周りは黒く酸化しています。このように黒く酸化した箇所にロウが接合することはありません。フラックスを塗ったところは、白いままで酸化していないことがわかります。

結婚指輪製作 ロウ付け10

ロウ付けが終わった指輪は、稀硫酸という液体に沈めます。稀硫酸は、酸化した表面を除去する役割があります。

結婚指輪製作 ロウ付け11

酸化膜が除去されました。これでロウ付けの作業は終わりです。この後、ヤスリで形を整えていきます。

結婚指輪製作 ロウ付け12

このようにしてオーダーメイドの婚約指輪・結婚指輪のリング部分の金型を制作していきます。

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オーダーメイドジュエリーブランドMIKOTO(ミコト)東京

 

 

 

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