お手伝いさせて頂いたお客様との指輪が完成するまでのストーリーをご紹介いたします。
ミル打ちの婚約指輪
ミル打ちの婚約指輪
ミル打ちの婚約指輪の紹介です。ミル打ちとは、結婚指輪や婚約指輪の地金(マテリアル)のエッジやライン部分に小さな丸い粒を連続して打刻していく、ヨーロッパで古くから伝わる装飾技法のひとつです。これは、欧米の歴史ある美術館などに展示されている、多くのアンティークジュエリーにも施されています。
ミル打ちの「ミル」とはラテン語のミルグレインのことで「千の粒」という意味があります。ひとくくりにミル打ちといっても、加工方法はいくつかあります。
①手で1粒1粒打ち込む。
②あらかじめ型をつくっておき鎮造する。
③ミル打ちしたように見える型に押し付けて打刻する。
通常、加工賃を抑えるために②か③の加工方法で制作するのですが、これでは1粒1粒均等な美しいミルグレインが表現できません。ただ、②か③の方法で販売されているのが通常です。MIKOTOでは、お二人にとって大切な結婚指輪・婚約指輪を制作する上で、本物で美しい指輪をつくるため、熟練の職人だ手仕事で1粒1粒打ち込んでいます。
婚約指輪といえば、プラチナ素材が定番ですが、今回はリング部分をゴールド、石座部分(ダイヤモンドを受け止めるところ)にプラチナの2素材を使いデザインにインパクトを出しました。
オーダーメイドではこのように、お好きな2素材を選んでデザインすることも可能です。是非お好みの指輪をつくってみてください。
オーダーメイドジュエリーブランド鶴 MIKOTO(ミコト)東京